写真右からお母様、古川さん、小村代表
『「お母さんは安藤英語で合格できたのよ」その一言で、安藤先生のいる「多磨ヨビ」の体験授業を受け入塾しました。少人数の参加型授業で実戦力をつけた結果、早慶にダブル合格!』
早稲田大(文化構想学部)に現役合格→進学、慶応大(文)や中央大(文)にも同時合格の古川珠和衣さんと、お母様の古川知美様
古川珠和衣さんは、多摩市唐木田の大妻多磨中・高出身。『多磨ヨビ』の少人数の参加型授業と親身で的確な学習コーチングにより自ら考える力と実戦力を磨き、成績を飛躍的に向上させました。その結果、第一志望の早稲田大に現役合格、さらに慶応大文学部と中央大文学部にも合格できました。自己理解を強みに受験勉強を成功させた古川さんとお母様にお話を伺いました。
〈 目次 〉
・ 生徒一人ひとりに合わせた学習コーチングと実戦的な授業で、早稲田大、慶応大、中央大に合格!
・ 自分に合った授業スタイルと先生に出会える
・ 自力では伸び悩んでいた教科を中心に授業を選択し、集中的に勉強する
・ 先生との対話で疑問点を残さない授業が役立った
・ 『多磨ヨビ』の3つの特長:少人数授業、学習コーチング、365日使える自習室を最大限に活用する
― 最初に自己紹介をお願いします
早稲田大学(文化構想学部)の古川珠和衣です。『多磨ヨビ』には模試の結果に伸び悩み、3年の4月に入塾しました。
『多磨ヨビ』の授業は少人数で先生から質問される参加型でした。とても緊張感がありましたが、先生が分からないところがないか都度確認してくださり、こちらが理解できるまで教えていただいたので、疑問が残らない授業でした。
その結果、英語の偏差値が10アップし、試験での実戦力が身についたことで志望校に合格できました。
先生方のご指導のおかげだと感謝しています。
― 第一志望校に合格した時のお気持ちはいかがでしたか?
本当に、嬉しかったです!入試の直前までギリギリの状態で、夜も眠れないくらい緊張していたので、合格と見た時は嬉しいよりも安心した気持ちの方が先にきました。
― 受験前は眠れませんでしたか?
はい。突然夜中にパッと目が覚めて、しばらく眠れませんでした。目を瞑ってはいたのですが、夜中も頻繁に起きてしまう状態が続きました。
― お子様の合格を知った時のお気持ちと、進学する大学を決めた時のお気持ちを教えてください
お母様:“良かった”の一言に尽きます。おそらく家中で私が一番安心して見守っていたと思いますが、主人は、受験勉強の進捗を本人からあまり聞いてなかったので、合格の報告を聞いた時は、驚きとともにとても嬉しかったようです。
― 志望校はどのような理由や基準で選びましたか?
元々、歴史に興味があって、文化人類学という学問を大学で学びたいと思っていましたので、それを軸に文学部系統に絞って、出願を考えました。
― お子様が志望校を決めるにあたって、何かアドバイスはされましたか?
お母様:第一志望は固まっていて、それ以外は考えていないという状態でした。入試方法が特殊でしたので、1次が通り、2次が通り、共通テストまでのそれぞれのタイミングで、“どういう選択をするか”というのは都度アドバイスをしたり、自分で調べるよう促していました。
― 具体的にどのようなアドバイスをされましたか?
お母様:「2次試験までは一般用を考えていろいろな学部を調べよう」とは言っていました。共通テスト前後では、共通テストの出来次第で何種類かシミュレーションをしておき、『多磨ヨビ』から頂いていた共通テスト利用ができる学校一覧を見ながら出願のパターンを考えました。
― 実際に、お母様のアドバイスを元に志望校を決めていったのですか?
はい。高3の夏ぐらいまでは第一志望の早稲田の文化構想学部以外は考えていなかったため、“他は適当に文学部を受ければ良い”と思っていました。出願に関しては、しっかりボーダーを調べておいた方が良いというアドバイスがなければ、他の志望校を考えられませんでした。
― お母様も結構調べられたのですか?
お母様:調べ上げて、直接的に「この学校が良いんじゃない?」などとは言いませんでした。「こういうところがあるよ」と勧めるよりは、「もしテストの出来が良かった時、悪かった時にどの辺を調べておこうか」とか「興味が持てる大学があるかどうか調べてみたら?」と促すような感じでした。
― 『多磨ヨビ』に入塾したきっかけを教えてください
英語の(安藤先生の)体験授業を受けてみたところ、本当に充実した内容で退屈しない授業でしたので、“この先生の授業を受けたい”と思ったのが一番のきっかけです。
― 『多磨ヨビ』に魅力を感じた点を教えてください
英語の(安藤)先生の授業は、かなりテンポが早く、手が止まってしまうと内容が分からなくなるのですが、手が止まっていても当てられるという仕組みでした。ただ、先生が一方的に講義をするのではなく、こちらが「分かりません」と言うと先生から回答をもらえるので、無駄がなく充実感を得られる点に魅力を感じました。
― お母様が『多磨ヨビ』を選ばれた理由と、『多磨ヨビ』の魅力を教えてください
お母様:『多磨高等予備校』のことは娘の小学校時代からチラシや、駅の看板を見て知っていました。その広告に私が高校生の時に『早慶外語ゼミ』という予備校でお世話になった安藤先生が載っていて、私にとっては大変印象的な先生でしたので、“高校生になったらこの塾に通ってもらいたい”と長年思っていました。
高校生になって塾を考えた時に『多磨ヨビ』を勧めてみると、「少人数の対面式が怖い」と言っていたため、高2の夏休みにさまざまな大手塾の夏期講習の体験授業を受けました。すると本人が「映像授業とか知識を入れる授業は合わないかもしれない」と言ったため、ここぞとばかり「一度、体験授業を受けてみたらどうか」と勧めました。親子なので、“娘にも私が教わった英語の(安藤)先生が合うのではないか”と思いました。
一方的に授業を聞くだけでは退屈してしまうので、近い距離で対話しながら進んでいく授業は、毎回刺激的で勉強している実感が湧いたのだと思います。
― 『多磨ヨビ』に入塾した時期とその時期の理由を教えてください
高2の冬頃から体験授業や学習指導のコーチングを受けてお世話になり、高3の4月に入塾しました。そもそも塾に入るかどうかも悩んでいましたし、“自力でも行けるのではないか”と思っていたのですが、周りがみんな塾に行っていたので、“残り1年は行かないと間に合わないのではないか”という不安もありました。
ちょうどその頃、母が高校時代に教わった先生が『多磨ヨビ』で授業をなさっていると聞き、母に勧められて体験授業を受けてみたところ、これは自力ではできない良い授業だと実感したため入塾を決めました。
― あえて大手予備校ではなく『多磨ヨビ』を選んだ理由を教えてください
やはり、少人数の授業なので先生との距離が近く、対話があり、授業を受けている実感が得られたからです。大手予備校の大教室ですと、先生との対話がなく、授業を受けている実感がありませんでした。映像授業はもっとそうでした。
その反面、『多磨ヨビ』で受けた英語と世界史の授業は、先生からの質問に私が答え、それに対して先生からリアクションをもらえたので、自分が“できるようになった”と実感し、次は“ちゃんと答えられるようにしたい”というモチベーションが続きました。
― 実際に入塾してどのように感じましたか? また、“入塾してよかった”と思う点を教えてください
最初は、講義内容が一番の魅力に感じて入ったのですが、大学生の方に指導していただける学習コーチング、365日使える自習室や参考書の貸し出しなど、勉強に関する環境がとても充実していたので、入塾して良かったと思います。
― 自習室はどのくらいの頻度で使用していましたか?
高3の6月まで部活をしていたため、部活が終わるとすぐに自習室に行き、今日やろうと思ったことは自習室で終わらせて帰る、というパターンでした。学校が忙しい時期は“自習室でやる!”と決めて利用していました。
― 『多磨ヨビ』に通って、お子様の変化は感じられましたか?
お母様:そうですね。授業が終わって帰宅すると、相当疲れているにもかかわらず毎回とてもテンションが高く、興奮気味で色々話したい気持ちと“楽しかった~”という充実感に溢れていたので、“良い授業を受けているんだな”と感じました。
― 受験勉強は、どのような対策をしましたか?
高1の頃から学校の勉強は比較的しっかりとやっていて、古典や英語の文法などは割と頭に入っていた方でしたので、高3からは基礎知識を固めることや応用問題をより多く解けるように勉強を進めていきました。
― 実際に『多磨ヨビ』に通って、勉強や成績はどのように変化しましたか?
『多磨ヨビ』に入る前は成績が伸び悩み、早慶には少し届かないレベルでした。『多磨ヨビ』に通ってからは、英語や世界史の授業どちらも1コマ1コマが充実した内容でしたので、偏差値60ギリギリから70にと、グングン上がっていきました。
― 得意科目と苦手科目の勉強方法や時間配分はどのようにしていましたか?
英語が比較的苦手な方でしたので、高3の前半は英語の勉強に時間を費やしていました。一般入試をメインに考えていたので、とにかく英検準1級の勉強をしていました。
国語と世界史は好きな教科でしたし得意でもありましたので、前半は抑えめにしていました。世界史は夏以降覚えなければならない知識も増えてくるので、後半から詰め始め、国語も同時期から難しい文章や過去問などを解き始めるようになりました。
― 受験勉強に活用したツールはありますか?
YouTubeをよく観ていました。例えば、学習計画やスケジュールは『武田塾チャンネル』や『パスラボ』といった方々を観ていました。他にも、世界史の一問一答を聞き流したり、『オリエンタルラジオの中田敦彦さんの世界史解説』を観て、何か別のことをしながら勉強もするといった使い方もしていました。
― お母様から見たお子様の受験勉強のご様子はいかがでしたか?
お母様:正直言うと、私も主人も、“これで良いのか?受験生”という思いがありました(笑)。
時間の使い方が上手だとは思うのですが、切り替えが良いのか、少しイメージしていた受験生とは違う生活をしていて…ふと見るとゲームをしていたり、勉強とは違うYouTubeを観ているところもよく目にしたからです。
“すごい余裕だな”と思っていたのですが、本人と話して“どのくらい勉強をしているのか、進捗はどうなのか”を把握できたので、あとは見守っていました。やりたいことはやって、ON/OFFをしっかりつけながら集中して勉強していたと思います。
― ご家庭ではどのようなサポートをなさっていましたか?
お母様:基本的になんでも自分でやる子ですので、少し離れて見守るような距離感でしたが、勉強している内容をアウトプットするように私に延々と話し続けることがありました。その際はとにかく聞くことに徹しました。
また、少し伸び悩んでいる時は、“何が問題なのか、どうするべきか”を私に話しながら整理していましたので、たまにアドバイスしたり、控えめに意見を伝えました。概ね9割聴くスタンスでした。
― 印象的な先生と科目や授業のエピソードがございましたら、教えてください
英語の(安藤先生の)授業です。構文解釈で文法が解らなかったり、単語は読めても訳せないとどうしても手が止まってしまうのですが、先生に当てられて「分かりません」と答えると、先生から分からないところを掘り下げるように指導してくださいました。
少人数授業のおかげで先生と何往復も会話ができ、自分の分からないところを口に出して説明できるようにしていただけたことが、成績アップに繋がったと思います。
― お母様からみて、印象に残っている先生やお世話になった先生を教えてください
お母様:印象に残っているのは、世界史の(池田)先生です。受験勉強にダイレクトに繋がる授業内容だけでなく、先生自身の海外旅行の体験や世界史のエピソードに関する話を聞けたのでとても刺激になったと聞いています。また、年号をどのくらい覚えれば良いのかずっと悩んでいたのですが、授業で年号テストをしてくださったことで模試の結果に大きく反映されたことを実感していましたので、とても良い授業だったのだと思います。
― 少人数制の授業はご自身にとっていかがでしたか?
先生との距離が近いことが一番良かったと実感しています。対話形式でしたので、先生が「これわかる?」と質問してくれるだけでなく、私が何か答えられた時に「よく覚えてるね!」と褒めてもらえたことがとても励みになりました。
先生に質問しやすいだけでなく、実際に先生の反応を見られることがモチベーションになりました。
― 学習コーチングはご自身にとっていかがでしたか? またどのような助けになりましたか?
高3の前半はほとんどの時間を英検対策に費やしていたため、国語、英語や世界史の勉強が間に合うのかという不安が強くなっていましたが、先に受験を経験しているコーチに学習ペースなどを相談させていただき、フレッシュな実体験をもとにコーチングしていただけたので、本当に助けられました。
― 受験勉強で苦しかったことはありますか? またそれを乗り越えるのに支えになったことは何ですか?
母やコーチングの先生に近い距離で学習相談ができたことで安心感を得ていました。学力自体は“自分で勉強しなければ上がらない”と思っていましたが、それ以外の計画の立て方などは、周りの生徒と話して不安を解消しました。
また、高3の6月まで続けてきた剣道の経験が受験勉強にも役立ったと思います。部活以外にも試合や昇段審査の時に道場で稽古をつけてもらっていたのですが、その時のキツい稽古に自分を合わせていく状態は、受験勉強と合い通ずるものがありました。部活を継続して何かを達成してきた経験は、受験勉強において“この辛さも部活のように意味があるのではないか”と思うと、心がとても楽になりました。
― これから受験を迎える後輩たちにアドバイスをお願いします
まず、体調を万全にすることが一番だと思います。勉強を積み重ねることはもちろん大事ですが、頭痛や熱があると心も弱ってくるので、自分で自分のことを知り、体調を整えておくことが最も大事だと思います。
― お母様から、受験に臨むお子様がいらっしゃる保護者の方にメッセージをお願いします
お母様:子供の話をよく聞くことと、ある程度の距離感をもつことで子供と一緒に不安になるのを避けることが重要だと思います。
親がアドバイスするのも大事だと思いますが、子供に“自分で考えて納得してやりたい”という意志があるのでしたら、見守ることも大切かと思います。
― 最後に、改めて『多磨ヨビ』のいい点を3つあげるとしたら何ですか?
1番は、少人数授業です。先生との距離が近く、生徒同士の距離も近いので、本当に良かったと実感しています。
次に、学習環境が整っていることです。365日利用できる自習室が3箇所あり、さらに参考書や問題集の貸し出しもしてくれたので、自習室に行って問題を解いて帰ることを日常的にしていました。
3番目に、授業のコマがギュッと凝縮されているところです。授業時間が長く、回数が少ないため、自分の勉強と両立しやすく、充実した知識を得られたところが良かったです。
― お母様からも『多磨ヨビ』のいい点を3つ教えてください
1点目は、少人数で対面式の刺激的な授業です。
2点目は、必要な授業を選んで取れるところです。不要な授業を取らなくても良いのが魅力です。
3点目は、質・お人柄共に良い先生が揃っているところです。
【小村代表】
古川さんやそのお母様とお話しして私が第一に頭に浮かんだ言葉は「聡明」と言う言葉でした
「聡」は賢いこと、「明」は明るいことです。
私が古川さんと対談していて驚いたのは彼女の一つひとつの言葉が流れるように、あたかもモーツアルトのメロディのように感じられました。
しかもその一つひとつの言葉に説得力がありました。
その理由は彼女の受験に真摯に向かった結果なのでしよう。
お母様は古川さんのことを海のような広い心で見てられることが印象的でした。(「海」の中には「母」があります)
一言で言うと古川さんのことを信頼し「親とはいえ余計な口出しはしない」とお考えだったのでしょう。
インタビュー中の「これでよいのか受験生」という短い言葉の中にお母様の思いが凝縮されているように感じられたことでした。
海のような広い心で「木に立って見る」のが本当の「母親」なのだと思います。