文系の数学受験はアリかナシか?〜上智大学経済学部(経済)、鈴木裕斗くんの場合

月曜日, 11月 3rd, 2025

 

登場人物
鈴木くん
鈴木くん:下柚木小→宮上中→調布南高を経て、2025年、上智大学経済学部経済学科に入学。他の合格校は、明治大学商学部、青山学院大学経営学部、中央大学商学部。専修大学経営学部は共通テスト利用で合格。
次郎くん
次郎くん:鈴木くんの後輩。私立文系志望の高校2年生。

 

文系で社会科目が苦手な人はどうする?

avatar

次郎くん

鈴木さんは、上智だけでなく、MARCHにも合格されているんですよね?今日はその合格の秘訣を伺いたいです。よろしくお願いします!

もちろんだよ。なんでも聞いて。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

共通テスト利用で受験した大学はあるんですか?

専修だけ共通テスト利用だった。他は一般で、明治、青学、中央を受けて、全部受かったよ。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

すごい!全勝だったんですね。

まあ、運もあったけどね。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

受験科目は国語・英語・数学の3科目ですか?

そう。いわゆる文系数学受験

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

数学で受験できる大学って限られてきませんか?

経済学部や商学部は数学受験できるところが多いんじゃないかな。僕が行きたかったところは全部大丈夫だったよ。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

数学を選択したのは、やっぱり得意だったからですか?

いや。そういうわけではなくて、数学より社会科目の方が苦手だったから数学を選んだんだ。

avatar

鈴木くん

 

文系の数学受験にリスクはない?

avatar

次郎くん

文系での数学受験はリスクが高いってよく聞きますけど、不安はなかったんですか?

社会科目が本当に苦手すぎたし、日本史や世界史は範囲が広すぎるから1年じゃとても巻き返せないと思ったんだ。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

たしかに、覚える量がすごいですよね。

それに比べたら、小学生の頃から触れている数学の方がいいのかなって。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

文系の数学って、理系と比べたら優しいんですか?

うん。多分、数学で一番難しいのは数IIIだと思う。文系学部で数IIIが必須なのは、理科大の経営学部以外ないんだよね。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

そもそも文系を選択した時点で、数IIIの勉強はしていないですしね。

数IIIが入っていなくて範囲が狭いし、文系の場合は、授業で一通りやった数学だけしか出ないからね。基礎を固めて、ちょっと応用みたいな感じでいけると思うよ。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

社会が苦手な人にとっては、数学選択はありなのかも知れませんね。

うん。覚えるより“考える”のが得意な人には、数学選択はかなりおすすめだよ。

avatar

鈴木くん

 

数学に対する理解を深めるには?

avatar

次郎くん

数学の勉強は、どんな風に進めていたんですか?

多磨ヨビでは島本先生の講座を取っていたんだけど、これがすごく良かった。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

どういう授業だったんですか?

島本先生は記述式で授業をしてくれたんだ。数学って解法の暗記みたいなところもあるんだけど、記述式だと何パターンか解法を試せるんだよ。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

記述式で勉強していたんですね。

途中どこが間違ってるとか、この考え方がいいとかっていうのも教えてくれたから、数学の問題に対する理解が深まったんだ

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

なるほど。答えだけじゃなくて、考えるプロセスも大事なんですね。

そうなんだ。数学って、答えだけ合ってても途中の考え方が雑だと応用できないからね。プロセスを意識する授業は、自分に合ってたと思うよ。

avatar

鈴木くん

avatar

次郎くん

実際の試験はマーク式だと思うんですが、この点は大丈夫ですか?

大丈夫。記述で鍛えた思考力は、マーク問題でも役立つよ。

avatar

鈴木くん

 

まとめ
1.社会科目が苦手なら数学選択もあり
2.文系の数学は範囲も狭く覚えることも少ない
3.数学を選択するなら基礎固めをしっかりと
4.数学は答えだけでなく考えるプロセスも大事
5.記述で鍛えた思考力はマーク問題でも役立つ

 
次回のブログは12月1日(月)です。
続きは上智大学に合格したい人のための勉強法をお伝えします。お楽しみに。

親身な学習コーチング