写真左からお母様、お父様、赤川君、水島講師、小村代表
『現役時代は東洋大文学部を除き全敗。多磨ヨビの1年で早稲田5学部、慶應にも合格。「カギは、多磨ヨビで英語学習のコツを掴んだことでした。氷嶋先生の授業は英語の勉強に関する概念を変えてくれました。あれほど苦手だった英語を楽しく勉強できたのが合格に直結したと思います。」』
早稲田大学(文化構想学部)合格 赤川修平君
現役時代の大学受験では、残念な結果に終わったものの、浪人時代には、戦略を変えて臨んだ大学入試で、第一志望の早稲田大学をはじめ、難関大学に合格をした赤川修平君。合格を勝ち取るまでの1年間を赤川君と、お父様、お母様に振り返っていただきました。
〈 目次 〉
・ 念願の早大5勝、慶大同時合格の秘訣は?
・ 多磨ヨビで英語の成績が伸びた理由
・ 多磨ヨビの授業のクオリティとアットホームな先生たち
・ 赤川君が感じた失敗しない予備校の選び方
― 最初に自己紹介をお願いします。
赤川君:赤川修平です。多磨ヨビで1年間お世話になり、現在、早稲田大学文化構想学部の1年生です。コロナ禍での入学となりましたが、早稲田大学はオンラインとリアルのハイブリッド型の授業でしたので、友達もできました。飲食店でのアルバイトも経験し、充実した大学生活を送っています。
― 赤川君は浪人を経験していますね。まずは、現役時代の受験勉強について教えてください
赤川君:現役時代は、動画授業の予備校に通っていました。もともと楽観的な性格で、今から思うと甘い考えなのですが、「何とかなる」と思っていました。勉強はしていたつもりですが、結果的に志望校に合格できませんでした。
― 具体的にはどのような結果だったのですか?
赤川君:受験した大学は東洋大文学部を除いて、他は全敗でした。正直、もっと合格できると思っていたのでショックでした。
― 厳しい結果ですが、どう感じましたか?
赤川君:完全な戦略ミスでした。私立文系を目指して、国語と英語と世界史の勉強をしていました。英語は苦手だったのですが、国語と世界史でカバーできると思っていました。現役時代は、得意科目を伸ばして点数を稼ぐという戦略でした。しかし、特定科目が平均よりも大きく下回っている場合、早稲田には合格できないということを後で知りました。不合格も当然だったと思います。
― 採点基準はどのようにして知ったのですか?
赤川君:受験が終わった後に、インターネットで検索をして知りました。現役時代は、情報収集も足りてなかったと思います。
― お父様は、修平君をどう見ていましたか?
お父様:現役時代は考えが甘かったですね。しかし、人間は失敗から学ぶものです。現役時代は本人に任せていた部分も多かったのですが、浪人をするにあたっては、根本的に考え方を変えないといけないと感じていました。そこで、まずは、受験失敗の問題点を洗い出して、どうすれば問題がクリアできるのかを考えさせました、最初に出てきた問題点は分析が甘いと感じたので、再度もっと深く考えるように指示をしました。2回目はかなり真剣にかつ、深く考えたので、よく自己分析ができていました。自分で考えた問題点をクリアすることで、2年目は受験にも成功すると思いました。
― 2年目の早稲田大学以外の合格校を教えてください
赤川君:合格できたのは、早稲田大学の5学部(文化構想、文、教育、人間科学、商)と慶應大(文)、中央大(国際情報)、青山学院大(文)などが、今年の合格校です。早稲田大学の文化構想学部には、幅広い学びの場があるので、将来を見据えた視野が広くなると考え、入学を決めました。現役時代と比較にならない結果を出すことができて、多磨ヨビの先生方と両親には感謝しています。
― 2年目に多磨ヨビを選んだ理由は?
赤川君:自分の性格を考えた時、「少人数で先生に質問がしやすい予備校がいい」と思いました。特に、弱点である英語の成績が伸ばせそうな予備校であることを重視しました。
正直、多磨ヨビは知らなかったのですが、母がチラシを見せてくれて、関心を持ちました。
無料体験授業の案内がありましたので、伺って、氷嶋先生の英語の授業を受けました。その授業で、英語の勉強に関する概念が変わりました。「多磨ヨビなら成績が伸びる」と思って、入塾をしたいと思いました。
― お母様はチラシのどこに注目したのですか?
お母様:同級生の合格体験記が、多磨ヨビさんのチラシに掲載されていた点です。そこに「多磨ヨビで英語の成績が伸びた」とありました。息子の弱点が英語だということはわかっていたので、チラシを見せました。
― お父様はどう思われました?
お父様:最初は、「浪人をするなら自力で受験勉強をして早稲田に合格するように」と伝えていました。しかし、受験生には不安がつきものです。特に浪人をしたら、次は絶対に失敗が許されないので、プレッシャーも大きくなると思います。「そのような不安に寄り添ってもらえて、成績のアップを支援していただける予備校に行くことが合格につながる」と考えました。最終的な選択は、息子に委ねていました。私には、“なぜ、多磨ヨビがいいのか”ということを納得できる話をしてくれたので、入塾を許可しました。
― お父様は多磨ヨビをご存知だったのですか?
お父様:通勤に多摩センター駅を使うので、駅の広告看板で知っていました。小村先生の顔が大きく出ていて目立っていましたね。中身については知らなかったので、電話で質問をしました。特に、コロナ禍において、“どのような授業を考えているのか”をお聞きしました。ご対応いただいた先生方に丁寧にお答えいただいて、信頼できる予備校だと確信しました。
― 赤川君は、入ってみてどう感じましたか?
赤川君:予想通りにアットホームで先生との距離が近い予備校でした。質問がしやすく、学習環境も整っていると思いました。現役時代は、漠然と勉強をしていましたが、多磨ヨビでの指導を受けて、志望校に合格するために、何をすればいいのかが明確になりました。
自分に厳しくするために意識していたのは、友達は作らないようにということでした。仲良くなれそうな人もいたのですが、話をしてしまうと、勉強時間が少なくなってしまうと思ったからです。もともと人と話すのが好きなので、代わりに先生に質問をしに行っていましたね。
― 2年目の戦略はどう変えましたか?
赤川君:まず、英語の勉強時間を増やしました。現役時代は得意な科目を伸ばす勉強をしていましたが、浪人のこの1年間は苦手な英語の成績を上げることに集中しました。英語の学習時間を最も多くしました。現役時代と比較して、数倍から数十倍勉強しました。勉強ができたのも、氷嶋先生のアドバイスがあったからでした。授業のクオリティはもちろんですが、自習が有効でした。
「どの参考書のどこをいつまでに勉強する」ということを具体的に指導してもらったのが大きかったと思います。
氷嶋先生は、英語の成績を伸ばすレールを持っているのだと思います。そのレールをもとに生徒に合わせた指導をしていただけるので、生徒の成績が確実に伸びるのだと思います。
お父様:かなりの数の参考書が必要になりましたが、その度に息子が“何のために必要なのか”を説明してくれていたので、私も現役時代の甘い考えとは違うと感じていました。
― 多磨ヨビの他の授業の思い出があれば教えてください。
赤川君:世界史は、合格水準にあったので憶えたことを忘れないようにするために授業を受けました。池田先生の授業は、先生自身が海外各地を旅されていることもあり、面白い話をたくさん聞かせていただきました。
国語に関しては、現代文には自信がありましたが、本番でミスをしない力をつけるために受講しました。長島先生のおかげでより学力がついたイメージがあります。
古文と漢文に関しては、何となく感覚で読めている気がしていたのですが、小村先生の授業では、気づきが多く、得意科目の力も伸びたと思います。多磨ヨビの授業の特徴は、一方通行ではなく、先生が生徒の理解の度合いを確認しながら進めていただけるので、置いていかれることがありません。
― 修平君の様子はいかがでしたか?
お母様:何より楽しんで予備校に行くので安心して見ていました。多磨ヨビで学んだことを家で私に問題形式で教えてくれるようになりました。以前は、世界史のことが多かったのですが、多磨ヨビにお世話になってからは英語のことが増えました。あれほど苦手だった英語に熱心になったのは大きな変化でした。
お父様:私は(どちらかと言えば)厳しいタイプで、妻は明るくおおらかなタイプ、二人の性格は正反対です。正反対のところが息子に対するいいサポートになっていたと思います。息子の話(問題)を妻が聞いてくれて、わからない点を質問するので、息子にとっては「インプットとアウトプットになって学力が上がったのではないか」と思います。
赤川君:その節はお母さんには大変にお世話になりました(笑)
― 英語の成績はどう伸びましたか?
赤川君:ある時期から飛躍的に伸びたということはありません。正直、英語が得意とまでは言えませんでしたが、苦手意識は完全になくなっていました。勉強することも苦にならなくなっていたので、手応えは感じていました。この点が合格につながったと思います。
― 保護者から見て感じた変化はありますか?
お父様:まぐれではなく、理解できて成績が伸びていると実感できましたね。息子の目つきが全然違っていました。モチベーションを上げて維持できていたことも、多磨ヨビの先生方の指導のおかげだと思います。
― 合格の瞬間は、どう感じましたか?
赤川君:夕食の前に合格発表がありました。しかし、次の日にも早稲田○○学部の受験を控えていたので、僕は見たくはありませんでした。合格していればいい流れになりますが、不合格だと流れが悪くなると思ったのです。
両親は「結果を知りたい」と言っていましたので、少し言い合いになりましたが、父の「こちらの身にもなれ」という言葉に押されて、発表を見ました。万歳という感じではなく、「よかった」というのが正直な気持ちでした。
― ご両親はいかがでしたか?
お母様:私は「やったね!!」と大喜びをしました(笑)
― 本当によかったですね。では、改めて、多磨ヨビのよいところを教えてください。
赤川君:多磨ヨビの先生方には本当にお世話になりました。いいところはたくさんあるのですが、まとめると、
1:アットホーム
先生との距離が近く、話がしやすい点がよかったと思います。かなりクオリティの高い授業をしていただけるのですが、少人数でアットホームな先生ばかりです。気軽にお話ができました。
2:自習室の環境
家では誘惑も多く、集中ができないので、家以外で勉強をしようと思っていました。多磨ヨビの自習室は朝9時から夜10時まで使うことができます。そこに行けば、勉強をしている受験生ばかりなので、集中して勉強することができました。校舎も近いので質問に行きやすいのもよい点だと思います。
3:マンツーマン指導
親身な指導コースでは、先生がマンツーマンで受験対策をサポートしていただけます。具体的なアドバイスをいただけるので、“受験日までに何をすればいいのか”が理解できて不安がなくなりました。
4:授業中のコミュニケーション
少人数制のよさだと思うのですが、授業中に先生からの質問を受けます。僕は前に座ることを心がけていたのですが、よく当ててもらいました(笑)。こうしたコミュニケーションがあるので、わかっているつもりでもわかっていない点が明確になり、学力の定着に役立ったと思います。
― お父様はいかがですか?
お父様:大学受験に関しては、“親ができることとできないこと”があります。勉強を教えることは難しいですし、受験生の不安に寄り添い安心させてあげることも、プロの先生でないと難しい点もあります。家庭でできることは、ストレスを溜めないよう話を聞くことと経済的な支援、健康管理になります。全面的にサポートをしていただいたことも感謝しています。
― これから、どんな学生生活を送りたいですか?
赤川君:経験値を高めたいと思います。大学に進学する理由には、医者になるために医学部を目指すというストレートな目的と自分がやりたいことを発見するために大学に行くという目的の2種類があると思います。僕の場合は、現段階で明確な将来像がないので、大学で多くのことを幅広く学んで、将来について考えたいと思います。そのためには漠然とした学生生活ではなく、何事にも全力で取り組みたいと思います。
お父様:やはりたくさんの経験をしてほしいですね。勉強もサークル活動もアルバイトも経験です。失敗することもあるかもしれませんが、それも経験として学生生活を楽しんでほしいですね。
― 後輩に予備校選びを考えている受験生にアドバイスをお願いします
赤川君:まずは、“自分がどんなタイプの人間なのか”を知ることが大切だと思います。
僕の場合は、話すことが好きなので、先生に質問ができる少人数の予備校が合っていました。逆にマイペースで勉強をしたい人は映像授業に向いているかもしれません。
また、家で集中して勉強ができないタイプなので長時間使える自習室があることも重要でした。
自分に甘いのか厳しいのかも、予備校選びのポイントになると思います。
そして、最終的にはフィーリングです。僕は、氷嶋先生の体験授業で、フィーリングがぴったり合いました。
お父様:浪人生の受験は、現役の失敗を1年で立て直す必要があります。そこには不安もあると思います。だからこそ、不安に流されずに目指すところをブラさないことが大切です。
受験生の不安に寄り添ってくださり、導いていただける予備校がよいと思います。
家庭では、厳しい私と明るい妻が役割を分担できていたと思います。妻は、食事や体調管理の健康面をサポートしてくれました。家庭においては心身ともに健康面のサポートが重要ですね。
小村代表
古典の授業を担当した私の赤川君に対する印象を一言でいえば、“静かなる闘志”でした。
口数は多くないが、質問は簡にして要を得ている。授業中指名して難しめの質問をしてもキチンと答えてくれる。いつも座る前方の位置も決まっていて、遅刻も居眠りも見たことがない。友達ともダベるタイプではない。
そんな赤川君が実はけっこう「おしゃべり」と知ったのは合格後のことでした。
後から聞けば、「浪人時代はあえて友達は作らないようにしていた」との事―赤川君の「静かなる闘志」を再確認したことでした。
お父様とは2度お会いしましたが、柔和な表情ながら「責め心のない厳しさ」と「筋を通す律義さ」を兼ね備えられた方とお見受けしました。
お母様は「太陽のような温かさ」と「なれあいでない真の優しさ」を持たれた方との印象でした。
ここでは割愛しましたが、弟さんも現役で明治3連勝、ご一家で「幸せな春」を迎えられたことでした。
合格による ①お子様の幸せ は、 ②そのご家族の幸せ そのものです。それは同時に ③私たち教職員の幸せ でもあります。こうして、本校が広く社会的に認知されていくことは ④私たち教職員の家族の幸せ にも直結します。そんな小さな幸せの集合体こそが ⑤社会の幸せ だと思うのです。私たちは、こうした小さな幸せづくりに全力投球したい。本校の基本理念〝幸せ五則〟です。