blog / 古文世界史小論文英語高3生高2・1生高卒生
2025年01月06日
華子さん
古川さんは早慶にW合格したんですね。
早慶両方受かってみたいというのがあってね。
古川さん
華子さん
すごく憧れます!どちらも難関な上に入試傾向も違うのにすごいですね。
ただ、早稲田の文化構想は、地域探求・貢献入試を受験していたので、共通テストが終わった段階で合格が見えていたの。それで、共通テスト後は慶應対策に集中することができたのよ。
古川さん
華子さん
地域探求・貢献入試ってどういうものなんですか??
出願は9月で、10月に一次選考、11月に二次選考があって、それに合格したら、あとは共通テストで8割取れていれば合格できるの。
古川さん
華子さん
なるほど。共通テストで点が取れているのがわかれば、安心できるんですね。
だから、共通テストも大事にしていたし、その結果、中央は共通テスト利用で合格することができたの。
古川さん
ただ、共通テストが終わるまでは、早稲田も一般の対策をしていたよ。
古川さん
華子さん
そうですよね。どういう対策をしていましたか?
国語は擬古文っていう古文風の現代文が出ることがあるからその対策もしていたし、英語はとにかく文章を早く正確に読み取る練習をしていたかな。
古川さん
華子さん
早稲田の英語は文章が多いですもんね。世界史はどんな対策をしたんですか?
世界史に関しては、かなり細かいところまで知識をつめたの。正誤問題も多いから、どこが違うか自分で見つけるのに苦戦したな。
古川さん
華子さん
そうなんですね。慶應対策はどうしていましたか?
慶應は共通テスト後まで、特に対策はしていなかったの。
古川さん
華子さん
ええっ。そうなんですか?
地域探求・貢献入試の対策で、論述の力は鍛えられたし、共通テストや早稲田の英語は、多めの文章をたくさん読むのがメインだったので、結果的にそれが慶應対策になっていたと思うの。
古川さん
華子さん
なるほど。共通テストや早稲田で対策していたことがうまく慶應にも繋がっていたんですね。
そうみたい。慶應の世界史も穴埋めなので、早稲田対策でかなりつめた知識が役立ったしね。
古川さん
華子さん
ところで、早稲田の地域探求・貢献入試の一次選考、二次選考ってどういう内容なんですか?
一次選考は書類審査で、二次選考は小論文なんだけど、これがちょっと特殊でね。
古川さん
華子さん
特殊・・ですか?
私の年は、「全国の空き家率のグラフから読み取って800字で書く」っていうのが第一問で、第二問は「一次選考で出した課題レポートをチャットGPTを使用して書き直す際の有効な使い方についての論述」というものだったの。
古川さん
華子さん
「チャットGPTの有効な使い方」ですか。確かに特殊ですね。どんな対策をしていたんですか?
まず夏期講習で小論文の講座を取ったの。一次選考の合格後は、たくさん書いてわかりやすくまとめるというのをずっとやっていたよ。多磨ヨビの倉田先生や、学校の国語と社会の先生に添削してもらって。
古川さん
華子さん
夏から秋まで、結構長丁場だったんですね。
そう。だからその最中はとても不安だったの。夏以降は一般用の対策を考えないといけない時期だから。早慶だけでなくGMARCHや日東駒専まで見ないといけないし。
古川さん
華子さん
確かにそうですね。ただ、実際に早慶にW合格されているわけです。その為に一番大事なことって何ですか?
早慶どっちも難関だけど、一番大事なのは特殊な対策より基礎固めだと思うの。
古川さん
華子さん
そうなんですか?
基礎がしっかりできていれば、演習を積み重ねれば応用に対応できるようになるから。
古川さん
華子さん
なるほど。
基礎固めは早い時期にすませると楽だからね。今の時期は退屈でも基礎の繰り返しをするのが良いと思うよ。
古川さん
次回のブログは2月3日(月)です。
お楽しみに。
古川珠和衣さん
大妻多摩中→高校を経て、2024年、早稲田大学文化構想学部文化構想学科に入学。他の合格校は、慶應義塾大学文学部人文社会学科、中央大学文学部東洋史学科、中央大学は共通テスト利用で合格。