晴子さん
多磨ヨビは、推薦入試の対策もしてもらえるって聞いたんですが?
私も推薦対策で多磨ヨビに通ったの。母の友人の娘さん(尾崎満桜さん)が多磨ヨビに通って、川崎市立看護大に合格したって聞いたから。
松岡さん
晴子さん
多磨ヨビは、川崎市立看護大の合格実績があるんですね。実際、通ってみてどうでしたか?
面接や小論文は、自分ひとりで対策するのが難しいから、通って良かったと思っているよ。
松岡さん
晴子さん
志望理由書もあったんですよね?
あったよ。川崎市立看護大の場合は志願書っていうんだけど、文字数は1000文字位かな。それも多磨ヨビの倉田先生に見てもらったの。
松岡さん
晴子さん
志願書にはどういうことを書いたら良いんですか?
志願書は、その大学に入りたい理由や将来のビジョンと大学がどう重なっているか、夢を叶えるためになぜその大学が必要なのかを重点的に書くのが大切だと思うよ。
松岡さん
晴子さん
そうなんですね。
その大学でしか学べないということが伝わるから。
松岡さん
晴子さん
志願書の内容を面接で深掘りされるという話も聞きますからね。
志願書の内容から聞かれることも多いけど、私は聞かれなかったの。
松岡さん
晴子さん
そうだったんですか。
看護師になりたい経緯や、どういう看護師になりたいからこの大学を選んだとかを、かなり細かく書いたからかも知れないけど。
松岡さん
晴子さん
じゃあ、どういう質問をされたんですか?
「この学校に入って地域の方と交流するイベントを提案するなら、あなたはどんな提案しますか?」っていう、王道系ではないものだったの。
松岡さん
晴子さん
ええっ?そんな質問をされることがあるんですね。びっくりしたでしょう?
確かにびっくりはしたんだけど、倉田先生の面接対策で、いろいろなバージョンでの質問をしてもらっていたから、当日は結構答えられたよ。
松岡さん
晴子さん
やっばり、面接練習は大事なんですね。
深掘りしていってもらう質問とか、いろいろなパターンで練習していたから、突然の質問にも答えられる力がついていたんだと思うの。
松岡さん
晴子さん
私のように緊張すると答えられなくなっちゃう人は、いっぱい練習していった方が良さそうですね。
晴子さん
私は文章を書くのが苦手なんですが、小論文ってどうやって練習したらいいんですか?
私も苦手だったよ。だから、とりあえずいっぱい書いて慣れようと思ったの。10月くらいから毎日書いて、倉田先生に見てもらっていたよ。
松岡さん
晴子さん
まずは文章を書くことに慣れることが必要ですよね。どんなことに気をつけたら良いですか?
最初に結論をまとめて書くことかな。そして、自分で書いたことに、どうして?なんで?という疑問をつけて、それを広げていくと良いと思うよ。
松岡さん
晴子さん
なるほどー。
川崎市立看護大は今年で3年目なんだけど、小論文の問題の傾向が変わってね。
松岡さん
晴子さん
小論文の傾向も変わったんですね。
小論文の過去問は、推薦は掲載されていなかったんだけど、一般の方は今まで課題文型だったの。物語があってそれを要約して自分の考えをまとめるというものでね。
松岡さん
晴子さん
課題文型はよくありますよね。
ところが今年は、グラフと文章から読み取れることを書くっていう問題だったの。
松岡さん
晴子さん
今までと全然違いますね。
倉田先生には「ないとは思うけど」って言われていたんだけど、グラフの課題をもらっていて、それをやっていたから書けたのよ。
松岡さん
晴子さん
そうだったんですね。
ただ、メインは課題文でやっていたかな。3年目で過去問が少ないし、急に傾向が変わることもあるって聞いていたから、いろいろな大学の問題をやっていたよ。
松岡さん
晴子さん
面接も小論文もいろいろなパターンを想定して練習することが大事なんですね。
あと、勉強ばかりだと疲れてしまうから、看護の用語の本とかを買って、息抜きに読んでみると良いと思うよ。面接や小論文で役立つと思うから。
松岡さん
晴子さん
看護の本を1冊買ってみることにします。
次回のブログは6月3日(月)です。お楽しみに。
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太郎君
「公募推薦」を受けるなら、秋の入試前は推薦対策に集中できるよう夏までに基礎固めを終わらせるというお話でしたが、「推薦対策」について、お話をうかがっても良いですか?
帯広畜産大の「公募推薦」の入試科目は、「小論文」と「面接」だった。「小論文」の対策は9月から、「面接」対策は10月から始めたんだけど、その前に出願書類の準備が必要になるんだ。
松澤君
太郎君
出願書類というのは、「調査書」とか「推薦書」とかですよね?
推薦の場合は、その他「志望理由書」を書かないといけないんだ。面接では「志望理由書」の内容を聞かれることが多いから、すごく大事なものなんだ。
松澤君
太郎君
「志望理由書」の書き方のポイントはありますか?
僕が一番注意したのは、難しい言葉とか専門用語は使わないようにしたことかな。
松澤君
太郎君
下手に専門用語を使うと、面接で突っ込まれかねないですしね。
それもあるけど、専門用語を使うと日本語が難しくなるから、自分が伝えたいことを簡単な日本語で書いた方がいいと思ったんだ。
松澤君
太郎君
先生とかまわりの大人に書いてもらったと思われたくないないですしね。
あと自分が体験してきたことを入れるようにしたよ。面接で聞かれたときに答えられるようにね。
松澤君
太郎君
体験したことを聞かれたら、スラスラ答えられそうですね。
太郎君
「小論文」はどんな対策をしましたか?
初めて書いたのが9月だったんだけど、すごく練習したね。過去問は5年分ぐらいしかないないんだけど、同じ問題で何回も練習して、とにかく数をこなしたよ。
松澤君
太郎君
何回もって、どのくらいやったんですか?
10回くらいかな。数をこなした上で、専門的な用語も含めると、より得点力が上がったりするから。
松澤君
太郎君
専門用語はどうやって勉強したんですか?
例えば農林水産省のホームページ見て知識を増やすっていうのをやっていたかな。学校が遠かったので、電車の中でやっていたよ。
松澤君
太郎君
通学時間を使って勉強していたんですね。
電車の中で小論文を書くことはできないので、通学時間に知識を増やして、自宅や自習室で何回も過去問を繰り返し解くようにしていたよ。
松澤君
太郎君
小論文は数をこなすことが大事なんですね。
書けば書くだけうまくなるからね。僕は始めるのが遅かったので、そこまで多くはできなかったけど、それでもなるべくたくさん書くようにしていたよ。
松澤君
太郎君
「面接」の練習は結構しましたか?
結構やったね。ただ、始めたのが10月だったので、回数はあまりできなかった。だけど1週間に1回ぐらいは先生に見てもらっていたよ。
松澤君
太郎君
面接のポイントはありますか?
面接は自分が練習してるのをスマホで録画して、それを振り返るのが一番良いと思うね。話の癖とか挙動とかがわかるから。
松澤君
太郎君
自分の動画を見るのはきついなぁー。
恥ずかしいよね。でも、自分が成長してる姿も見られるよ。
初めに比べたらだんだん慣れてくるし、録画は自分の欠点がわかるから本当におすすめだよ。
松澤君
太郎君
入試を振り返って、これが一番大事と思われたことは何ですか?
僕が一番感じてるのは、生活習慣を整えることが大事なんじゃないかと思うんだ。
松澤君
太郎君
生活習慣・・ですか??
うん。3食しっかり食べて、夜は早く寝て、朝はちゃんと起きて、普段通り勉強してれば、受験も学校の勉強もうまくいかないことはないと思うんだ。
松澤君
太郎君
夜遅くまで勉強しても、次の日は眠くて勉強に集中できなかったりしますしね。
毎日安定して勉強を続けることが大事だと思うんだ。
松澤君
太郎君
確かにそうですね。
受験の当日も5教科あると朝から夜までかかるから、集中力が途中で切れちゃったらまずいからね。
松澤君
太郎君
共通テストも2日に渡るから、大変ですよね。
そう。だから、生活習慣って大事だと思うんだ。
松澤君
次回のブログは7月4日(月)です。
松澤悠君も入試直前まで活用。親身な学習コーチングを
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松澤悠君
鶴牧中学→成瀬高校を経て、2022年、帯広畜産大学の畜産学部に入学。
太郎君
松澤さんは「公募推薦」で国立の帯広畜産大に合格されたそうですが、推薦って国立にもあるんですね。
そうなんだよ。僕も初めは「指定校」か「一般」しかないと思ってたんだけど、学校の先生から「公募推薦」もあるって言われて知ったんだ。
松澤君
太郎君
大学入試って、いろいろな試験方法があって、わけがわからないですね。
大学入試には、「一般選抜」、「総合型選抜」、「学校推薦型選抜」の3つの選抜方式があるんだ。
松澤君
太郎君
「学校推薦型」って「指定校推薦」のことですよね?
「学校推薦型」には「指定校推薦」と「公募推薦」の2種類があって、どちらも学校長の推薦が必要になるんだ。
松澤君
太郎君
「指定校推薦」と「公募推薦」ってどう違うんですか?
「指定校推薦」は、大学から指定された高校の生徒だけが出願できるもので、「公募推薦」は大学が求める出願条件を満たしていれば誰でも受験できるんだ。
松澤君
太郎君
あーなるほど。ただ、どちらも学校長の推薦が必要ってことなんですね。それで松澤さんは「公募推薦」で受験したんですね。
そう。ただ「公募推薦」の合格率は「指定校推薦」に比べると高くないので、「一般入試」の勉強をしながら、「公募推薦」の準備もしていたんだ。
松澤君
太郎君
学校長の推薦を受けられる位なら、評定平均も良かったんですよね?「指定校推薦」は考えなかったんですか?
元々僕は帯広畜産が第一志望で、その大学に「公募推薦」という方法もあると知ったから受けたんだ。チャンスがもう1回増えるならという気持ちだったよ。
松澤君
太郎君
そうかー。俺と違って、早く合格したいとか楽したいとかいう気持ちじゃなかったんですね。
自分が行きたい大学なら「指定校」もいいと思うよ。そうじゃないなら、行きたいところを目指した方が結果的には良いんじゃないかな。
松澤君
太郎君
確かにそうですね。松澤さんは「公募推薦」を受けようと思ったのはいつ位でしたか?
高3の夏だった。学校の三者面談があって、志望校を決めるときに、こういうのもあるけどって言われて知ったんだ。
松澤君
太郎君
比較的遅かったんですね。
そうなんだ。そこから準備を始めたから大変だったよ。高2の頃にもっと入試のことを調べていたら良かったと思うよ。
松澤君
太郎君
一般入試と推薦の勉強は、どうやって両立させていたんですか?
夏まで公募推薦を知らなかったから、そこまでは一般入試の対策をしていたよ。小論文は9月から、面接対策は10月から始めたかな。
松澤君
太郎君
やっぱり両立は大変でしたか?
大変だったね。9月中は一般の勉強と並行してやってたんで、9月、10月が一番きつかった。
松澤君
太郎君
11月はどうだったんですか?
11月も一般の勉強はしていたけど、11月の終わりに推薦入試があるので推薦対策の方を優先していたね。
松澤君
太郎君
話を聞いているだけでドキドキしますね。
11月は推薦で合格するための勉強に多くの時間を使っていて、一般の勉強は空き時間にしていた感じかな。
松澤君
太郎君
一般入試は5教科あるから両立するのは大変そうですね。
推薦入試を受けるなら、”夏までに基礎を固めておくことが大事”だと思うよ。
松澤君
太郎君
”夏までに基礎を固めろ”とは良く言われていることですよね。
うまく両立できていたわけではないけど、夏にはある程度は目処が立っていたから、11月に推薦対策で時間を取られてもなんとかなると思っていたんだ。
松澤君
太郎君
推薦入試を受けるなら特に、”夏までの基礎固めが大事”というわけですね。
太郎君
私大対策は、どんな感じでしていたんですか?
理系科目は早めに終わらせるようにしてたかな。理系科目は習得に時間がかかるから。
松澤君
太郎君
理科は何を取っていたんですか?
生物と化学だったんだけど、生物は学校の方が早く進んでいたので、塾で復習する感じだった。化学は塾の方が早かったので、予習というか受験対策のつもりで勉強していたよ。
松澤君
太郎君
理系科目は早めに終わらせる方がいいんですね。
理系科目は公式やその使い方とかもあるので、時間がかかっちゃうんだよね。
松澤君
太郎君
英語とかは?
英語は氷嶋先生の授業を取っていたんだけど、時期ごとに参考書の紹介もしてくれた。難易度ごとにいくつか紹介してくれたんだけど、初心者向けのものを選んでやってたかな。
松澤君
太郎君
難易度ごとに参考書の紹介もしてくれたんですね。
文系の人は初心者向けじゃダメなんだろうけどね。それでも英語の成績は伸びたよ。僕は英語と現代文が苦手だったんだけど、現代文も伸びたな。
松澤君
太郎君
現代文はどうも成績が安定しないんですよね。
現代文は読み方があって、それを長島先生に教えてもらったんだ。慣れていくうちに、共通テストで8割ぐらいまで安定して取れるようになったよ。
松澤君
太郎君
現代文は読み方があるのかー。
とにかく、5科目を推薦対策と両立させるのは大変だよ。公募推薦を受けるなら、夏までが勝負だね。
松澤君
次回のブログは6月6日(月)です。松澤悠君がどのように推薦入試対策をしたかをお伝えします。お楽しみに。
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松澤悠君
鶴牧中学→成瀬高校を経て、2022年、帯広畜産大学の畜産学部に入学。