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春子さん
川崎市立看護大を受験する場合、「公募推薦」でも「一般入試」でも「志願書」が必要になると思うのですが、尾崎さんはどういう対策をしたんですか?
募集要項が出たのが9月のはじめくらいで、そこでまず字数を確認したの。「志願書」は出願の時期にジャストで間に合うようにずっと書いていたよ。先生に何回も添削してもらって。
尾崎さん
春子さん
長い時間をかけて準備していたんですね。
できれば「公募推薦」で受かりたかったし、選考は「志願書」と「小論文」と「面接」だったから、「志願書」は重要なものだと考えていたの。
尾崎さん
春子さん
「面接」は「志願書」の内容を深掘りされるとも聞きますしね。どういうことに気をつけて書いたんですか?
「志願書」は、他の大学では「志望理由書」と言われているもので、なぜこの大学を選んだのか、というようなテーマが与えられていることが多いの。でも、川崎市立看護大の場合、それがなかったのね。
尾崎さん
春子さん
そうだったんですか。
テーマがある場合はそれに沿って書けば良いんだけど。私は看護師になりたいと思ったいきさつとか、この学校でしかできないことを自分なりに調べて、いいなと思ったところを重点的に書いたの。
尾崎さん
春子さん
その他、気をつけたことはありますか?
あとは全体的に見て、読みやすい文章になるようにしたことかな。
尾崎さん
春子さん
読みやすい文章にするのは大事ですよね。
自分のことを知らない人に読んでもらうわけだからね。誰でも読みやすい文章になるよう心がけながら、自分の思いを書いたの。
尾崎さん
春子さん
面接対策はどうしましたか?
学校と塾の両方で面接練習をしたよ。学校では推薦面接の対策を2回位。塾の方は9月か10月頃から2ヶ月間、週に1回面接練習をお願いしたの。
尾崎さん
春子さん
やっばり練習は必要なんですね。
新設の学校なので、どんなことを聞かれるのか、どんな形式で行われるのか全くわからなかったから。
尾崎さん
春子さん
情報がないと、どう対策していいかわからないですよね。
塾ではいろいろなパターンで練習させてもらったの。看護系の場合、圧迫面接もあるらしいので、そういう風にしてもらったり。
尾崎さん
春子さん
圧迫面接だったら、ビビっちゃいますね。実際の試験はどうでしたか?
実際の試験は圧迫ということもなく、「志願書」をもとに質問されたの。「志願書」に書いたのが自分の思いそのままだったので、答えやすかったな。
尾崎さん
春子さん
やっぱり「志願書」は大事なんですね。
「志願書」には必要以上に自分を良く見せようとしないで、自分の思いを書いたのが良かったんだと思う。練習もしていたから緊張しなかったし。
尾崎さん
春子さん
「小論文」も塾で添削してもらっていたんですか?
「小論文」も塾で週に1回、「面接」と「小論文」を個別授業の1コマ枠の中で見てもらっていたの。
尾崎さん
春子さん
「多磨ヨビの個別授業」はそんな風に使うこともできるんですね。
「多磨ヨビの個別授業」は希望を聞いてくれるので、「推薦対策」や、「二次試験の記述対策」で使っている人が多かったよ。
尾崎さん
春子さん
それはいいですね。
「小論文」に関しては、新設校で過去問もなかったから、他の学校で出題されたものとか、看護系で出されそうな問題を作ってもらって書いていたの。
尾崎さん
春子さん
小論文は書いたことがなくて不安なんですけど、何かコツはありますか?
先生に「読むだけ小論文」っていう本を紹介してもらったんだけど、それを読んだら書きやすくなったよ。→読むだけ小論文
尾崎さん
「小論文」の「頻出テーマ」について、「用語の解説」から「書き方」まで詳しく書いてある本なの。この中にあった問題と似たようなものが試験に出たのでラッキーだったな。
尾崎さん
春子さん
「小論文」には書き方があるんですね。
「小論文」は書き方を覚えてしまえば大丈夫。あとは面接でも使えそうな知識を入れておくことかな。
尾崎さん
春子さん
面接で使えそうな知識ですか。具体的にはどんなことをしたんですか?
大学でやりたい分野について書かれた本や、実際に看護師の仕事をしている人が書いた本を図書館で借りて読んでいたの。勉強の気分転換にもなるし、読書はおすすめだよ。
尾崎さん
春子さん
多磨ヨビの「学習コーチング」っていうのが気になるのですが、尾崎さんは取っていたんですか?
取っていたよ。「学習コーチング」は、2週間に1回「学習計画」を一緒に考えて、前回の振り返りをするっていうものなんだけどね。
尾崎さん
春子さん
「学習コーチング」では単語テストもしてくれるとか?
そうそう。学校の単語帳はストックなんだけど、塾でもストックでやってくれたので、学校の小テスト対策にもなって良かったな。
尾崎さん
春子さん
いろいろと希望を聞いてくれるんですね。
あと、担当が生物の高橋先生だったので、生物基礎のわからないところをミニ授業みたいな感じで教えてくれたり、時間が余れば学校の悩みとかも聞いてくれたの。
尾崎さん
春子さん
そういうこともしてくれたんですね。
私のクラスは指定校推薦の人が多くて、あまり勉強ができる環境じゃなくてね。そんな環境の中での心の保ち方とか、勉強時間の確保の仕方とか、いろいろ教えてもらったの。
尾崎さん
春子さん
本当に親身なんですね。
学習計画を立ててくれるだけじゃなかったので、取って良かったな。受験のことを相談できる場所があるのは心強いよね。
尾崎さん
次回のブログは5月1日(月)です。
尾崎満桜さん
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校を経て、2022年、川崎市立看護大学、看護学部看護学科に入学。
春子さん
尾崎さんは「公募推薦」で川崎市立看護大に合格されたんですね。
そうなの。学校の先生からそういう入試方法があるって教えてもらって、チャンスが増えるならと思って出願してみたの。
尾崎さん
春子さん
入試方法もいろいろあるから、どういう風に受験したら良いか迷っているんです。
まず、大学入試には、「一般選抜」、「総合型選抜」、「学校推薦型選抜」の3つの選抜方式があるのね。
尾崎さん
春子さん
「学校推薦型」っていうのは「指定校推薦」のことですか?
「学校推薦型」には「指定校推薦」と「公募推薦」の2種類があって、どちらも校長先生の推薦が必要なの。
尾崎さん
春子さん
「指定校推薦」と「公募推薦」ってどう違うんですか?
「指定校推薦」は、大学から指定された高校の生徒だけが出願できるもので、「公募推薦」は出願条件を満たしていれば誰でも受験できるよ。
尾崎さん
春子さん
そうなんですね。
ただ「公募推薦」の合格率は「指定校推薦」に比べると高くないので、あくまでも受験の選択肢の1つとして考えていたの。
尾崎さん
春子さん
川崎市立看護大に「公募推薦」があることは、どうやって知ったんですか?
川崎市立看護大は新設の大学で、高3の5月位に先生向けの説明会があって、学校の先生から「公募推薦」があるかもっていう情報を教えてもらったの。
尾崎さん
春子さん
じゃあ、その時点ではまだ募集要項とかは決まってなかったんですね。
実際にちゃんと募集要項が出たのが9月の初め位かな。担任の先生が夏休みからずっと見てくれていたの。
尾崎さん
春子さん
私も条件が合うなら是非、出願してみたいです。
出願条件は評定平均が3.8以上で、神奈川県内か東京都内の学校に通っている人とかだったと思うよ。
尾崎さん
春子さん
そうなんですね。それなら出願できるかな。試験科目は何だったんですか?
「小論文」と「面接」、あとは「志願書」。
尾崎さん
春子さん
「小論文」と「面接」があるんですね。受験するなら小論文対策をしないといけないなぁ。
「公募推薦」がダメだった場合は、「一般入試」でも受けるつもりだったし、その場合は私大も受ける予定で準備をしていたの。
尾崎さん
春子さん
川崎市立看護大の「一般入試」の試験科目は何だったんですか?
「共通テスト」と「小論文」と「面接」、それと「志願書」も必要なの。
尾崎さん
春子さん
川崎市立看護大の「一般入試」は、「公募推薦」の科目に「共通テスト」が追加されるイメージなんですね。
そうなの。だから「公募推薦」を受けたことのデメリットはなかったの。「一般入試」でも「小論文」と「面接」「志願書」は必要だったから。
尾崎さん
春子さん
私大の受験科目は何を考えていたんですか?
私大の方は、英語と現代文と、生物基礎・生物あたりで受験できる大学が多かったかな。
尾崎さん
春子さん
じゃあ、「公募推薦」対策と、「一般入試」対策を、同時並行で進めていたんですね。
共通テストが終わった次の週から私大の入試も始まるので、12月はカレンダーに入れて、日付の近い学校から過去問を解き始めていたの。
尾崎さん
春子さん
尾崎さんが多磨ヨビに入ったのは、いつ頃でしたか?
高3の春、4月からよ。
尾崎さん
春子さん
一番伸びた科目は何だったんですか?
英語かな。英語ははじめ別の塾に行っていたんだけど、5月位から、多磨ヨビの氷嶋先生の講座を取り始めたの。
尾崎さん
春子さん
氷嶋先生の講座で成績がアップしたんですか?
学校とか前に行っていた塾だと、そこでは理解できるんだけど、模試になるとわかんなくなっちゃって。
尾崎さん
春子さん
あー、それ、私もそうです。
氷嶋先生は、模試の対策とか、解きやすいやり方とかも教えてくれたし、一つ一つの講座が深くて、すごくわかりやすかったの。
尾崎さん
春子さん
模試の解き方も教えてもらえたんですね。
単語や文法でも、そのまま覚えるんじゃなくて、これはこういう意味があるっていうところから教えてもらえたので、応用がきくようになったの。
尾崎さん
春子さん
そうなんですね!
自分の中でこれはこういうものだって思っていた概念を変えなきゃいけないところがあったので、もうちょっと前から入っていれば良かったな。
尾崎さん
春子さん
氷嶋先生の講座は、学校で習うものとは違うんですね。
あと、多磨ヨビは対面なので、結構当てられて。
尾崎さん
春子さん
緊張感ありますよね。
他の子が答えているときとか、自分も考える時間があるから、それも良かったと思うな。授業でわからないところを聞きに行けばその場ですぐに教えてもらえたし。
尾崎さん
春子さん
わからないところをすぐに解決できるのは良いですよね。映像授業だとそうはいかないですよね。
次回のブログは4月6日(月)です。次回は、「志望理由書」の書き方や、「小論文」「面接」の対策をお伝えします。お楽しみに。
尾崎満桜さん
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校を経て、2022年、川崎市立看護大学、看護学部看護学科に入学。
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花子ちゃんは推薦入試を考えてる?
坂本さん
花子さん
行きたい大学で募集していれば出してみようかなと思っています。
現役生には是非、推薦入試をおすすめしたいな。
坂本さん
花子さん
坂本先輩は推薦入試を受けたんですか?
自己推薦入試になるのかな。2校受けたよ。
坂本さん
花子さん
2校受けたんですね。
高校1年と2年のときにインターハイに行ったので、「スポーツ能力に優れた者」という受験資格のある推薦入試を受けたの。スポーツ推薦ではないので必ず合格できる保証はなかったけど、行きたい大学だったから。
坂本さん
花子さん
坂本先輩はスポーツ推薦で大学に行くのかと思っていたので意外でした。
実は別の2校からスポーツ推薦のオファーが来ていたんだけど断ったの。行きたい大学ではなかったし、競技を続けることが条件になるのが嫌だったから。
坂本さん
花子さん
行きたい大学じゃないならしょうがないですよね。それにしても、推薦入試っていろいろな種類があるんですね。
面接だけで合否が決まる入試も結構あるよ。志望校が決まったら一度調べてみると良いよ。出願資格があるかも知れないから。
坂本さん
花子さん
面接だけってことは、一般入試では難しいところにも合格できる可能性があるってことですよね?
そうそう。
坂本さん
学校の成績はどんな感じなの?
坂本さん
花子さん
成績は上の方です。評定平均も今のところ4以上はあります。
それだったら、指定校推薦も取れるかも知れないね。
坂本さん
花子さん
指定校推薦は、取れればほぼ合格なんですよね?
100%じゃないけど、ほとんど大丈夫みたいだね。
坂本さん
花子さん
行きたい大学の指定校推薦があればいいんですけどね。
そこが問題なんだよね。私は行きたい大学の指定校推薦がなかったから、自己推薦を受けたんだ。結局、落ちてしまって一般で受験することになったんだけど、友達が指定校推薦でどんどん決まっていったんだよね。
坂本さん
花子さん
今は推薦で行く人、多いみたいですね。
指定校推薦で受かった友達をうらやましいとは思わなかったけど、なんとなく悶々としていたな。
坂本さん
今は一般入試の定員が減らされているから、一般入試は難しくなっていると思う。スポーツ推薦が来た2校も、一般で受けていたら落ちていたかも知れないな。
坂本さん
花子さん
一般入試は難しくなっているんですね。。
行きたい大学の推薦入試があるなら、その方が合格しやすいかもしれないよ。といっても、対策にはある程度時間を取られるからねー。
坂本さん
花子さん
悩ましいところですね。。
ただ、推薦入試のための勉強は役に立つから、行きたい大学の募集があるなら受験することをおすすめしたいな。私は合格できなかったけど、受験して本当に良かったと思っているんだ。
坂本さん
自分を見つめ直すことで、自分がやりたいことがわかったし、政治のことや世界情勢なんて興味もなかったんだけど、いろいろなことがわかって、すごく勉強になったよ。
坂本さん
花子さん
推薦入試は、どういう対策をしたんですか?
1校目は、その入試で合格した1年上の先輩がいたので連絡してみたの。そうしたら、やはりその入試で合格したOBの人を紹介してくれて、その人が志望理由書や小論文を見てくれたんだ。
坂本さん
花子さん
そういうツテがあると心強いですよね。
推薦入試って、どういう対策をしたらいいかわからないでしょ。その入試で合格した先輩がいるなら、情報収集のために話を聞いてみると良いと思うよ。友達とか知り合いを探せば、たどり着くかも知れないから。
坂本さん
花子さん
そうですね。受けたい推薦入試が決まったら先輩探しをしてみます。
2校目のときは、多磨ヨビの推薦対策講座に行こうと思ったんだけど、志望理由書の提出まで1週間位しかなくてね。多磨ヨビの先生と予定が合わなかったので、親や学校の先生に見てもらったんだけど、結局、志望理由書で落とされちゃったんだ。
坂本さん
花子さん
志望理由書って書くの大変ですか?
志望理由書は、大まかに言うと、自分が学びたいことや将来やりたいことはこれで、そのためにはこの大学、学部じゃないとダメだから、どうしても入りたいっていう内容を書かないといけないわけ。
坂本さん
花子さん
はい。
他の大学で学べることを書いても弱いので、どんな教授がいてどんな研究をしているか、シラバスや教授の論文なんかを調べないといけなくて、書く以前に調査に時間がかかるんだ。
坂本さん
花子さん
そこまで調べるんですか?
他の受験生と同じようなことを書いても合格できないからね。
坂本さん
花子さん
推薦入試って楽なわけじゃないんですね。
一般入試とは違った意味での大変さはあるかもね。
坂本さん
花子さん
自分ひとりで対策するのは大変そうだなぁ。
できれば予備校の先生に見てもらった方が良い気がするね。小論文も書き方があって、小論文の型に当てはめて書けばいいんだけど、添削はしてもらった方がいいよ。
坂本さん
花子さん
小論文は書いたことがないので、ちょっと心配ですね。
慣れれば大丈夫。私も始めはひどいものだったよ。志望理由書も何度か書き直すことになると思うから、受験が決まったらすぐに対策を始めた方がいいよ。
坂本さん
次回の公開は7月5日です。
多磨ヨビは、推薦入試対策も充実しています。
志望理由書の添削から、小論文演習、面接の練習まで、受験校に合わせた対策を個別指導で行っています。
今なら無料体験授業も行っています。