


次郎くん
鈴木さんは、上智だけでなく、MARCHにも合格されているんですよね?今日はその合格の秘訣を伺いたいです。よろしくお願いします!
もちろんだよ。なんでも聞いて。

鈴木くん

次郎くん
共通テスト利用で受験した大学はあるんですか?
専修だけ共通テスト利用だった。他は一般で、明治、青学、中央を受けて、全部受かったよ。

鈴木くん

次郎くん
すごい!全勝だったんですね。
まあ、運もあったけどね。

鈴木くん

次郎くん
受験科目は国語・英語・数学の3科目ですか?
そう。いわゆる文系数学受験。

鈴木くん

次郎くん
数学で受験できる大学って限られてきませんか?
経済学部や商学部は数学受験できるところが多いんじゃないかな。僕が行きたかったところは全部大丈夫だったよ。

鈴木くん

次郎くん
数学を選択したのは、やっぱり得意だったからですか?
いや。そういうわけではなくて、数学より社会科目の方が苦手だったから数学を選んだんだ。

鈴木くん

次郎くん
文系での数学受験はリスクが高いってよく聞きますけど、不安はなかったんですか?
社会科目が本当に苦手すぎたし、日本史や世界史は範囲が広すぎるから1年じゃとても巻き返せないと思ったんだ。

鈴木くん

次郎くん
たしかに、覚える量がすごいですよね。
それに比べたら、小学生の頃から触れている数学の方がいいのかなって。

鈴木くん

次郎くん
文系の数学って、理系と比べたら優しいんですか?
うん。多分、数学で一番難しいのは数IIIだと思う。文系学部で数IIIが必須なのは、理科大の経営学部以外ないんだよね。

鈴木くん

次郎くん
そもそも文系を選択した時点で、数IIIの勉強はしていないですしね。
数IIIが入っていなくて範囲が狭いし、文系の場合は、授業で一通りやった数学だけしか出ないからね。基礎を固めて、ちょっと応用みたいな感じでいけると思うよ。

鈴木くん

次郎くん
社会が苦手な人にとっては、数学選択はありなのかも知れませんね。
うん。覚えるより“考える”のが得意な人には、数学選択はかなりおすすめだよ。

鈴木くん

次郎くん
数学の勉強は、どんな風に進めていたんですか?
多磨ヨビでは島本先生の講座を取っていたんだけど、これがすごく良かった。

鈴木くん

次郎くん
どういう授業だったんですか?
島本先生は記述式で授業をしてくれたんだ。数学って解法の暗記みたいなところもあるんだけど、記述式だと何パターンか解法を試せるんだよ。

鈴木くん

次郎くん
記述式で勉強していたんですね。
途中どこが間違ってるとか、この考え方がいいとかっていうのも教えてくれたから、数学の問題に対する理解が深まったんだ

鈴木くん

次郎くん
なるほど。答えだけじゃなくて、考えるプロセスも大事なんですね。
そうなんだ。数学って、答えだけ合ってても途中の考え方が雑だと応用できないからね。プロセスを意識する授業は、自分に合ってたと思うよ。

鈴木くん

次郎くん
実際の試験はマーク式だと思うんですが、この点は大丈夫ですか?
大丈夫。記述で鍛えた思考力は、マーク問題でも役立つよ。

鈴木くん
次回のブログは12月1日(月)です。
続きは上智大学に合格したい人のための勉強法をお伝えします。お楽しみに。



三郎くん
岩根さんは、都立大だけでなく、MARCHも全勝だったんですよね。国立と私立って、入試傾向が違うと思うんですが、どういう風に勉強していたんですか?
中央、青学、法政は、共通テスト利用で合格したんだ。もちろん一般も受けたけど、初めから私立は共通テスト利用でいこうと思ってたんだ。

岩根くん

三郎くん
私立の負担が減れば、共通テスト後は、都立大の二次対策に集中できますね。
そうなんだ。だからずっと共通テストの勉強をメインにやってたんだよ。

岩根くん

三郎くん
ただ、MARCHクラスになると、かなり高得点を取らないと合格できないですよね?
そうだね。全体で8割は取れていたかな。

岩根くん

三郎くん
すごいですね。どういう勉強をしていたんですか?
共通テストの過去問は12月から始めたんだけど、それまでは塾の授業を受けて、ひたすら参考書をやっていたよ。ずっと基礎固めをしていたんだ。

岩根くん

三郎くん
基礎固めって大事なんですね。
そうだと思うよ。直前期になってから、予想問題とか共通テストの形式に慣れるための勉強をしたんだ。

岩根くん

三郎くん
共通テストって、やたら問題数が多かったりしますもんね。
基礎が固まっていれば応用はきくからね。その段階になってから、実践的な勉強をすると良いよ。

岩根くん
文系科目は得意だったんだけど、数学は苦手だったんだ。

岩根くん

三郎くん
でも共通テストで8割取ったっていうことは、克服したんですよね?
一応塾の授業を受けて、参考書もやってたんだけど、あんまり伸びなくてね。

岩根くん

三郎くん
そうだったんですか。
数学は足を引っ張らない程度にして、文系科目で取ることにしたんだ。

岩根くん

三郎くん
そういう方法もあるんですね。
ただ、世界史は好きだったんだけど、そんなに得意ではなかったことに途中で気がついてね。

岩根くん

三郎くん
好きと得意は違うっていうことですか?
うん。好きだからできるような気がしてたんだよね。油断してあんまりやらなかったら、点数が取れなくなっちゃったんだ。それに気がついたのが、高3の11月だったから、結構焦ったよ。

岩根くん

三郎くん
どうやって立て直したんですか?
数学をやる代わりに世界史の勉強に注力したんだ。苦手な数学を伸ばすより、好きな世界史を伸ばす方が気持ち的にも楽だからね。

岩根くん

三郎くん
1年を通してどういう風に勉強を進めていたんですか?
多磨ヨビのコーチングを取っていたので、そこで立てた計画に基づいて勉強していたんだ。

岩根くん

三郎くん
コーチングってどういうものなんですか?
今の自分の学力とか、その時期に応じて、やることを先生と一緒に考えるっていうものなんだ。

岩根くん

三郎くん
学習計画を先生と一緒に立てるっていうことですか?
そうそう。この日はこの過去問を解くとか この週はここの部分を集中的にやるみたいな感じでね。

岩根くん

三郎くん
それはいいですね。
何をやっていいかわからなかった時期があったんだけど、学習計画立てたことで、やる事が明確になったんだ。

岩根くん

三郎くん
先生と一緒に立てた学習計画なら、安心できますね。
そうなんだ。迷いがなくなったことで、勉強に集中することができるようになったんだ。

岩根くん
次回のブログは6月2日(月)です。
お楽しみに。



次郎くん
林田さんは、慶應大学なんですよね。僕も慶應が第一志望なんです。今日は勉強法とかいろいろ教えてください。
そうなんだ。実は僕は指定校推薦で合格できたんだけど、ダメだった場合も考えて、一般で合格できるように勉強してたんだよ。

林田くん

次郎くん
そうだったんですね。指定校推薦を受けようと思ったのは、いつ頃だったんですか?
高校3年の春だよ。それまでは推薦には縁がないと思っていたんだ。だけどAOなんかの場合、高校1年から対策する子もいるらしいよ。

林田くん

次郎くん
そんなに早くから対策する人もいるんですね。
推薦を受けるなら、準備にある程度時間がかかるから、入試方式は早めに調べた方がいいよ。

林田くん

次郎くん
そうですね。まずは出願条件を調べてみます。ところで入試科目は何だったんですか?
小論文と志望理由書とこれまでの履歴書だったよ。

林田くん

次郎くん
小論文があるんですね。小論文ってあまり書いたことがないんですけど、林田さんはどんな対策をしたんですか?
夏期講習で倉田先生の小論文の講義を取ったんだ。「日本の地方議会の選挙について、問題点や改善策を4000字で述べよ」という課題だったので、1か月かけて先生と作り上げたよ。

林田くん

次郎くん
小論文を書くためのポイントはありますか?
課題が出ていて、ある程度時間があるタイプの場合、徹底的に下調べと情報収集するのが大事だよ。これは絶対必要だと思う。

林田くん

次郎くん
徹底的に、、ですか?
最初に問題に関連した報道をかき集めるんだ。問題点の中に「無投票の状況がある」というのがあったんだけど、あまり耳にしたことがなかったので、その問題に関連した書籍や論文に目を通したよ。

林田くん

次郎くん
書籍や論文はどうやって探したんですか?
Google Scholar(グーグルスカラー) で、論文を検索して、印刷して目を通したんだ。あとは東京都の図書館に行って学術論文雑誌を借りたりね。

林田くん

次郎くん
ネットにある表面的なものでなく、書籍や論文をもとに情報を集めていく必要があるんですね。
そうなんだ。どんな人がどのように論じてきたのかを確認して、自分が進めていく論文の方向性を定めていったんだ。

林田くん

次郎くん
なるほど。
方向性が決まったら、文体やどういう風に情報を並べていくか、述べようとしている内容や主張が、課題や聞かれている内容にふさわしいものかチェックしたんだ。

林田くん

次郎くん
その後、論文を練り上げていったんですね。
小論文にしても志望理由書にしても、聞かれていることに寸分のもれなくきちんと丁寧に答えていく、隙をつぶしていくのが一番重要だと思う。ここが一番苦労した点だね。

林田くん

次郎くん
一般入試の対策はどうしていたんですか?慶應の英語や世界史は、見たことのないものが出てくるという話がありますが?
英語の場合、特定の単語集、たとえば「鉄壁」から出てくる傾向があるとかいうものでもないんだ。単語帳を熱心に覚えるのはもちろんだけど、プラスワンが必要だと思う。

林田くん

次郎くん
プラスワンですか?
通っていた高校が英語教育に熱心だったこともあるんだけど、朝早く学校に行って、ニューヨークタイムズを読んで、英語力を高める努力をしていたんだ。入試の先の英語力を養うつもりでね。

林田くん

次郎くん
えっ。そんなことまでしていたんですか?
慶應や早稲田は、くせの強い単語を出してくるんだけど、過去問や授業で問題演習をやったとき、みんなが目が点になるような英単語を、自分では読めていたんだ。

林田くん

次郎くん
なるほど。慶應はそういう人が欲しいんでしょうね。
世界史も資料集の隅から隅までもれなくやるのは大事だと思う。僕は、その上で先生が使う参考書、資料集にも目を通して、高校参考書以上の知識を得るように努めていたんだ。

林田くん

次郎くん
高校参考書以上の知識を得る努力が必要なんですね。
過去問の周回も効果がある手段だと思う。だけど、大学に受かるための勉強でなく、その先も考えて知識を集めるようなモチベーションでやった方が、知識は身につくんじゃないかな。そういう志で受験してくる学生を求めているのが慶應だと思うよ。

林田くん

次郎くん
なるほど。やっぱり慶應は一味違いますね。
慶應志望の子は 英語に苦しむ子が多いと思う。過去問や英語の長文を徹底的にやりこんで、わからなくても継続的にアタックしていくことが大事だよ。読めなくて苦しい時期はあるけど、ふとした時にふっと文章がさらりと読めるようになるから。

林田くん

次郎くん
そうなんですね。頑張ります!
次回のブログは5月5日(月)です。
お楽しみに。


林田達矢くん
渋谷教育学園渋谷中学高等学校を経て、2024年、慶應義塾大学法学部法律学科に入学。



晴子さん
水野さんは、推薦入試で信州大医学部に合格されたんですね?推薦って、現役生だけのものだと思っていました。
信州大学は、浪人1年目までは出願できるの。私が受験した年から全国枠ができたので、あまり知られていなかったっていうのも良かったかな。

水野さん

晴子さん
それまでは、長野県の高校生しか出願できなかったんですね。でも、この入試があるってどうやって知ったんですか?
私はもともと信州大学医学部が第一志望だったので、募集要項を見て、たまたま見つけたの。

水野さん

晴子さん
推薦が使える大学を探したわけではなくて、第一志望の大学の募集要項を見て気がついたんですね。
別の大学で推薦を使うか迷った時期もあったんだけど、第一志望以外のところに出すことにためらいがあってね。

水野さん

晴子さん
第一志望の大学が募集していたら、当然出しますよね。でも、信州大学が第一志望だったのはどうしてなんですか?
もともと長野にはなじみがあったし、信州大学は臨床実習に力を入れているの。日本の大学は世界に比べると臨床実習の期間が短いんだけど、信州大学は世界基準の臨床実習の期間の長さがあるの。

水野さん

晴子さん
信州大学はそういう特徴があるんですね。
それに、いろいろなタイプの病院と提携しているから、実習中にいろいろな経験できると思ったの。私は研究医より臨床医を目指しているので、ここしかないってずっと思っていたのよ。

水野さん

晴子さん
入試科目は何だったんですか?
共通テスト5教科7科目。それと面接。

水野さん

晴子さん
共通テストと面接ですか。ということは、共通テストはかなりの高得点が取れないと合格できないですよね?
私は共通テストの方が記述より得意だったから、有利だったの。

水野さん

晴子さん
面接試験はいつ頃だったんですか?
面接は12月1日。でも、終わったら推薦のことは一旦忘れて、信州大学医学部を一般の前期で受かるための勉強に注力したの。

水野さん

晴子さん
それ以降は共通テストや二次対策の勉強をしていたんですね。共通テストと二次って、問題の傾向が違うと思うんですが、それぞれどんな対策をしたんですか?
共通テストがかなり難しいので、共通テストも二次もやることは変わらないと思っていたの。

水野さん

晴子さん
そうなんですか。
二次の内容を詰めることが大事で、それが共通テスト対策にもなると思っていたの。もちろん、共通テストの形式に慣れる必要はあるけどね。

水野さん

晴子さん
なるほど、そういうことだったんですね。
多磨ヨビで良かったのは、島本先生の数学かな。記述の仕方を学べたし、記述を正しくやることで考え方も身についたので、解き進めていきやすくなったの。

水野さん

晴子さん
正しい記述の仕方があるんですね。
多磨ヨビにはウィークリーテストというのがあって、毎回、記述問題を丁寧に添削してくれたので、模試の成績もどんどん上がっていったの。

水野さん

晴子さん
考え方が身についたことが、共通テスト対策にもなったんですね。
共通テストは独特の難しさがあって、思考力が問われるからね。題意の条件を考える習慣ができたことで、共通テストの数IIBにも役立ったの。

水野さん

晴子さん
考え方まで深く学ぶ必要があるんですね。
私は現役のとき物理を選択していたんだけど、どうも苦手でね。浪人したときに未履修だった生物に変更したんだけど、5月の模試では偏差値63が取れて、その後は65〜75を取り続けられたの。

水野さん

晴子さん
未履修だったのに、そんなに上がったんですか?
生物の高橋先生は1年で合格できるような授業をしてくださったの。それに、他の先生も質問が溜まってないか声をかけてくださったので、質問がしやすかったというのも大きいかな。

水野さん

晴子さん
質問ってしづらいこともありますもんね。
どの先生も解説が表面的なものではなくて、質問したことより深い内容まで教えてくださったので、すごく勉強になったのよ。

水野さん

晴子さん
なるほど。大手の予備校ではできないことですね。
次回のブログは4月7日(月)です。
お楽しみに。



春子さん
澤田さんは1年間多磨ヨビに通って新潟大学の歯学部に合格されたんですね?
現役のときは映像授業の予備校に通っていたんだけど、自分には合わないと感じていて。浪人が決まった後、少人数、対面の予備校を探したら、多磨ヨビが見つかったの。

澤田さん

春子さん
歯学部専門の予備校もある中、多磨ヨビを選んだ理由は何だったんですか?
大手医療系の予備校に話を聞きに行ったんだけど、歯学部志望だと言うと、医学部を勧められたり、あまりいい顔されなくてね。何より大人数というのがネックで。

澤田さん

春子さん
多磨ヨビなら少人数、対面という条件に合ってますね。
高橋先生に歯学部志望だといったら「いいねぇ」って言ってくれたの。それが嬉しかったから、多磨ヨビに決めたんだけど、正解だったよ。

澤田さん

春子さん
特にどういう点が良かったんですか?
いろいろあるんだけど、毎週日曜日にやっていたウィークリーテストが良かったな。

澤田さん

春子さん
それは全ての科目であったんですか?
数学、化学、生物、英語、あと文系の人は国語もあったみたい。問題は結構難しかった。でも、解いた後のフィードバックがあったから、だんだん記憶が定着していったの。

澤田さん

春子さん
毎週のテストを1年間続ければ、力になりそうですね。
毎週だったから大変だったけどね。

澤田さん

春子さん
多磨ヨビの授業はどうでしたか?
生物は、あるものとあるものの比較を理解しないといけないことが多いの。これを自力でやると大変なんだけど、高橋先生は授業で重点的にやってくれたから理解しやすかったな。

澤田さん

春子さん
国立の二次は記述だと思いますが、そのあたりの対策はどうしていたんですか?
生物も化学も数学も、記述を意識した授業だったよ。一問一答形式だけじゃなくて、理由のところまで答えられるようにレクチャーしてくれたの。ウィークリーテストもそういう問題が多かったな。

澤田さん

春子さん
はじめから二次まで見据えた勉強をしていたんですね。
特に、数学の島本先生の授業は、4月に入った当初から記述だったの。1年かけたので、直前から始めた人よりきれいな書き方、点数が取れる書き方を勉強できた点が良かったかな。

澤田さん

春子さん
じゃあ、多磨ヨビの授業を中心に勉強していたんですか?
基本的には先生のテキストが中心で、元々持っていた有名な問題集を軸に進めていったの。先生からも「授業の復習を何度も反復すればいい。絶対力がつくから。」と言われいて、最初は不安だったけど、本当にそうだった。

澤田さん

春子さん
いろいろなものに手を出さなかったのも良かったんでしょうね。
そうだと思うよ。応用問題をたくさん解くより、最後まで基本を重点的にやったの。基本が1つでも抜けると大変なことになると思っていたから。

澤田さん

春子さん
一番伸びた科目は何だったんですか?
化学かな。共通テスト後の伸びがすごかったの。

澤田さん

春子さん
化学の成績が伸びた決め手は何だったんですか?
化学の水島先生特製の冊子も良かったし、問題集を解いてわからなかったところや、模試で解けなったところを専用のノートを作ってまとめたのが良かったと思うの。

澤田さん

春子さん
専用ノートを作ってまとめたんですか?
化学は私が一番質問していた人だったの。わかったことを1つにまとめておかないともったいないと思ったのがきっかけだった。直前にノートを見直せたのが良かったな。

澤田さん

春子さん
確かにまとめておかないともったいないですね。
あとは、自分で問題を作って印刷して、何回か解いて覚えたりね。化学に関しては特に勉強方法に関して、自分でこだわってやっていたよ。

澤田さん
次回のブログは3月3日(月)です。
お楽しみに。


澤田愛結さん
武蔵野東中→国立高校を経て、2024年、新潟大学歯学部歯学科に入学。他の合格校は、昭和大学、鶴見大学。(ともに歯学部歯学科)



太郎くん
春日さんはどこの予備校に通っていたんですか?
多磨ヨビだよ。少人数授業のところがいいと思っていたし、兄が通っていたからね。

春日くん

太郎くん
いつ頃から通い始めたんですか?
高2の9月からだよ。スタートダッシュが大事だと思っていたので。

春日くん

太郎くん
スタートは早い方がいいですよね。それで僕も予備校探しをしているんです。
絶対スタートは早い方がいいよ。2年のうちから数学と英語はやった方がいいというのを耳にしていたから、その2つを取ったんだ。

春日くん

太郎くん
予備校の新学期って2月ですよね?9月から入っても大丈夫でしょうか?
9月だと中途半端な時期だし、すぐ終わっちゃうかなと思ったので、初めは個別にしたんだよ。

春日くん

太郎くん
多磨ヨビは集団授業だけじゃなくて、個別指導もあるんですね。
うん。個別から始めて、高2の2月に集団授業に変えたんだ。

春日くん

太郎くん
一番伸びた科目は何だったんですか?
物理だよ。当初の偏差値は40台後半で文転も視野に入れていた位だったんだけど、高3の10月で59.1まで上がったんだ。

春日くん

太郎くん
偏差値が20も上がったなんてすごいですね!どんな勉強をしたんですか?
予備校の授業を中心にやっていたよ。それまでは「物理のエッセンス」とかをやっていたんだけど、解説を見てもわからなくて。

春日くん

太郎くん
どの先生の授業が良かったんですか?
お世話になったのは水島先生だね。問題を解く際の向き合い方がわからなかったんだけど、一から順序を教えてもらったんだ。

春日くん

太郎くん
予備校の授業だけで大丈夫なんですね。
少人数だから生徒の要望に合わせて授業を進めてくれるし、質問しやすいので、わからないこともすぐに解決できたんだ。

春日くん

太郎くん
わからないことがすぐに解決できるのは良いですね。
多磨ヨビの魅力は先生と生徒の距離の近さだね。365日自習室が使えるのも良いよ。

春日くん
さっきスタートダッシュが大事っていう話をしたけど、それと同時に燃え尽きないようにすることも大切だと思うんだ。

春日くん

太郎くん
試験の日まで、長い戦いになりますからね。
実は一番大切な高3の夏に、ちょっとさぼってしまったんだ。勉強する気がなくなっちゃってね。

春日くん

太郎くん
あっ、そうだったんですね。
だから、モチベーションを維持させていくことも大事だと思うんだよ。

春日くん

太郎くん
とはいえ、その状態から脱したわけですよね。何かきっかけはあったんですか?
さすがにこのままではまずいと思ったので、オープンキャンパスに行ったんだ。それがきっかけで、もう一度頑張ってみようと思えたんだよ。

春日くん

太郎くん
オープンキャンパスは学校の雰囲気がわかるし、一度行っておけば試験の日に慌てないで済みますもんね。
定期的に大学のパンフレットを見たりして、この大学に行きたいっていう気持ちを持ち続けると良いんじゃないかな。

春日くん
次回のブログは10月7日(月)です。
お楽しみに。


春日凛くん
稲城五中→昭和高校を経て、2024年、法政大学デザイン工学部建築学科に入学。


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花子さん
三宅さんは、浜松医科大の他、早稲田、上智、東京理科大と、いろいろな分野の学部に合格されていますよね?併願校はどうやって決めたんですか?
学費の関係で私立の医学部は厳しかったので、私立に関しては興味がある学部学科を受けたの。

三宅さん

花子さん
医学部はお金がかかりますもんね。私も親から医学部に行くなら国立にしてねって言われているんです。
それと、共通テスト後は浜松医科大の二次対策に集中したかったので、私立は受験科目が少ないところを選んだの。

三宅さん

花子さん
共通テスト利用も使ったんですか?
早稲田と上智は共通テスト併用で、理科大はオールラインナップにしても良いかと思って、英語と数学と生物で受けたの。でも、私立の対策はほとんどしなかったよ。

三宅さん

花子さん
え?ほとんど対策しないで合格したんですか?
理科大は過去問を1回やったくらいで、上智は過去問も買ってないの。

三宅さん

花子さん
すごい。。でも、さすがに早稲田は対策なしってわけにはいかないですよね?
早稲田も対策してないのよ。

三宅さん

花子さん
ええっ?!
早稲田の人間科学部、共通テスト併用は、最近できた入試方式らしいんだけど、共通テストと数学のみで受験できたの。

三宅さん

花子さん
共通テストと数学1科目で受験できたんですね。
でも数学の過去問はないし、何も公開していないので、対策のしようがなかったというのが本当のところなの。

三宅さん

花子さん
確かに情報がなければ、対策もできないですよね。でも、どこでこういう入試があるって知ったんですか?
英語の氷嶋先生に教えていただいたの。受かるかどうかはわからなかったけど、対策なしで受験できるならいいかと思って。

三宅さん

花子さん
多磨ヨビの先生は、最新の入試状況を熟知されているんですね。
併願先は、第一志望の国立に負担をかけないように、先生がいろいろ考えてくださったの。自分で調べるにも限界があるから、本当に助かったわ。

三宅さん

花子さん
浜松医科大の二次対策は、どういう感じで進めていったんですか?
浜松医科大の二次には、英作文があったんだけど、これは毎週、安藤先生に添削していただいていたの。授業のときに課題をもらって、次のときに添削っていう流れで。

三宅さん

花子さん
英作文の添削もしていただけるんですね。これはどのくらいの期間、続けていたんですか?
高校3年の夏以降かな。数学の記述もあったんだけど、これも毎週水島先生の授業のときに、前回の課題を提出して、見ていただいていたの。

三宅さん

花子さん
数学も高校3年の夏以降くらいからですか?
そう。あと面接は2月の倉田先生の直前講習で、個別に2回ほど。親より的確な指導がしてもらえて良かったよ。

三宅さん

花子さん
試験の面接はどうでしたか?良く医療系の面接は圧迫が多いって聞きますが。
浜松医科大はなごやかだったよ。言われたことにきちんと答えられれば大丈夫じゃないかな。

三宅さん

花子さん
そうでしたか。なごやかだといいなー。
面接対策は、受験する大学で出やすい内容とか、医学部に頻出なものがあるので、自分なりの解答を頭の中で整理して答えられるようにしておけば良いと思うよ。

三宅さん
次回のブログは来年1月1日(月)です。お楽しみに。


三宅菜々美さん
西落合小→晃華学園中学・高校を経て、2023年、浜松医科大学医学部に入学。他の合格校は、早稲田大学人間科学部、上智大学理工学部、東京理科大学先進工学部。



花子さん
三宅さんは中3の4月から多磨ヨビに通っていたそうですね。多磨ヨビは高校生からじゃないんですか?
多磨ヨビのチラシに中3でもOKというのが書いてあったのを見て、連絡してみたの。中高一貫校だったので、中3からは大学受験を意識した授業になるから。

三宅さん

花子さん
中学生向けの塾だと、高校受験の内容になってしまいますもんね。
そうなの。多磨ヨビで受け入れてもらえることになったので、中3からお世話になることにしたの。

三宅さん

花子さん
なるほど。ところで三宅さんは、いつ頃から医師になりたいと思っていたんですか?
そう思ったのは小1の頃からかな。でも、中3、高1のときまでは学力的に厳しいと思っていたの。

三宅さん

花子さん
そうだったんですか。
私の学校から医学部に合格できるのはトップ層だけなんだけど、その頃の私の成績は、真ん中ちょい上くらいだったからね。

三宅さん

花子さん
そこから現役で国立医学部に合格したなんて、すごいですね!
はじめは英語も数学も苦手だったので、まずは学校の授業についていけるようにすることを目標にしたの。

三宅さん

花子さん
どんなことをしたら、成績が伸びたんですか?
英語に関して一番役立ったのは、多磨ヨビのテキスト。それを先生に言われた通りに復習を中心にやっていたら、自然に成績が伸びていった感じかな。

三宅さん

花子さん
塾を信じて勉強していたら、自然に成績が伸びていったということですか?
そう。もともと英語の偏差値は55〜60くらいだったんだけど、高3の1学期で74という奇跡のような数字が出て。

三宅さん

花子さん
74?すごいですね!!
それが最高値だったと思うけど、とにかく、先生に言われた通りのことをしていたら、2学期の模試では全教科の偏差値が70になって、第一志望もB判定になったの。

三宅さん

花子さん
そうなんですね。先生に言われて良かったことはありますか?
高1のとき数学の水島先生に、そろそろ青チャートを始めた方がいいと言われたので、高3の夏までずっとやっていたの。

三宅さん

花子さん
青チャートって分厚いのが3冊もありますもんね。
時間がかかるから、早めにやった方がいいって言われてね。

三宅さん

花子さん
高3の夏以降は何をやったんですか?
8月に先生からそろそろ過去問いこうかって言われて、そこからはずっと過去問をやったの。

三宅さん

花子さん
本当に先生に言われたとおりに勉強していたんですね。でも、多磨ヨビの先生は、いつも生徒の学習進度を見ていてくれて、その時に合ったアドバイスをくれるんですね。

花子さん
私も医学部に行きたい気持ちはあるのですが、まだ、全然そこまでの学力がないんです。これからどんな風に勉強していったら良いですか?
あきらめずにコツコツやることじゃないかな。そうすれば必ず伸びるから。

三宅さん

花子さん
三宅さんは中3から医学部を目指して勉強しているんですよね?もう遅いってことはないですか?
そんなことはないよ!私が本気になったのは高校1年の冬からだったし、それまでは結構遊んでいたよ。

三宅さん

花子さん
そうなんですか。今からでも間に合いますよね?
きっと大丈夫。私もB判定以上になるまで1年半かかったし、勉強して半年の偏差値を見て無理って思うことはないと思うの。

三宅さん

花子さん
成績が伸びなくても、あきらめちゃいけないってことですね。
数字に現れなくても実力はついているから、それを信じてコツコツ勉強を続けるのが大事だと思うよ。

三宅さん

花子さん
そうですね。
あとは「苦手を放置しない」「わからないことはすぐに質問して解決する」っていうのも大事だと思うよ。

三宅さん
次回のブログは12月4日(月)です。次回は現役で医学部に合格する秘訣や、併願対策をお伝えします。お楽しみに。


三宅菜々美さん
西落合小→晃華学園中学・高校を経て、2023年、浜松医科大学医学部に入学。他の合格校は、早稲田大学人間科学部、上智大学理工学部、東京理科大学先進工学部。


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「受験勉強は早くから始めた方がいい」という話をしたけど、受験勉強を続けていく上で、もう1つ大切なことがあるんだ。

平野くん

太郎くん
もう1つ大切なことって何ですか?
それは「はじめから飛ばしすぎない方がいい」ってことなんだ。

平野くん

太郎くん
なるほど。最初は良くても、ずっとは続けられないですよね。
そうなんだ。僕は4月から6月くらいまでは、1日10時間勉強していたんだけど、夏にモチベーションが下がってしまってね。

平野くん

太郎くん
夏にモチベーションが下がるのはきついですね。
無理しすぎると続かなくなるから、だんだん上げていく方が良いと思うよ。

平野くん

太郎くん
そうですね。
高2の今なら、勉強習慣をつけるところとから始めたら良いんじゃないかな。

平野くん

太郎くん
今まで定期テスト前しか勉強していなかったから、勉強習慣をつける位の気持ちでいた方がいいかも知れないですね。
ものすごく勉強したり止めたりを繰り返すより、コンスタントに勉強を続けた方が良い結果を出せると思うよ。

平野くん
それと、第一志望の決め方だけど、ここまでは行けそうかな、と思うところより、もう一段階上を目指した方が良いと思うよ。

平野くん

太郎くん
もう一段階上ということは、ここはちょっと無理かなという位のところですか?
うん。受験は残酷なもので、僕のまわりで第一志望に受かった人は数人しかいないんだ。

平野くん

太郎くん
それはよく聞く話ですね。
僕はもともと早稲田を目指していたんだ。はじめから中央を目指していたら、中央には受かっていないと思う。

平野くん

太郎くん
夏に失速したって言っていましたもんね。
実際、中央の友達でも早稲田を目指していたっていう人はホントに多いんだ。

平野くん

太郎くん
そうなんですね。僕も早稲田を目指そうかな。
「無理かも知れないな」と思いながらじゃなくて、「絶対受かってやるぞ」という気持ちで勉強することも大切だと思うよ。

平野くん
僕は、模試では中央も最後までE判定だったんだ。

平野くん

太郎くん
えっ?ホントですか? ?
うん。模試では一度も結果を出していないよ。

平野くん

太郎くん
じゃあ、直前になって成績が伸びたってことですか?
それもあると思うけど、模試の問題は平均的に作られてるから、受験する大学の入試問題とは違うことも多いんだよ。

平野くん

太郎くん
模試がA判定でも落ちることがあるというのは、そういうことだったんですね。
志望校の入試傾向をつかむのは大事だよ。大学によって本当に違うから。

平野くん

太郎くん
じゃあ、模試より過去問の方が重要なんですね。
過去問を見るとか解くとかじゃなくて、その大学がどういう問題を出すのかを調べて、その対策をしていくことが大切だよ。

平野くん

太郎くん
なるほど〜。
塾の先生に聞いてもいいし、ネットでも大学の入試傾向を解説している動画とかはいっぱいあるからね。

平野くん

太郎くん
そうですね。いろいろ活用してみます。
がむしゃらにやっても全部できないからね。傾向から入るのは、本当に大事だよ。

平野くん
次回のブログは11月6日(月)です。お楽しみに。


平野陽久くん
鶴牧中学→南平高校を経て、2023年、中央大学商学部に入学。他の合格校は、神奈川大学経営学部



太郎くん
夏休みも終わったし、そろそろ受験のことを考え始めているんです。
そうなんだ。僕が受験勉強を開始したのは、高2の冬からだったけど、なるべく早く始めた方がいいと思うよ。

平野くん

太郎くん
やっぱりそうですよね。でも、部活と受験勉強の両立は大変だったんじゃないですか?
冬は陸トレだけだったので、そうでもなかったよ。

平野くん

太郎くん
あっ、そうか。水泳部ですもんね。
ただ、受験勉強の途中で失速しちゃってね。一番大事な高3の夏は、あまり勉強してなかったんだ。

平野くん

太郎くん
そうだったんですか。
でも、早くから受験勉強を始めていたから、中央にはギリ受かったよ。3年生になってからだったら、それも無理だったと思う。

平野くん

太郎くん
何事も先手必勝ですね!
そうだと思う。太郎くんもこの秋から受験勉強を始めれば、志望校に合格できると思うよ。

平野くん

太郎くん
平野さんはどこの予備校に通っていたんですか?
多磨ヨビだよ。入ったのは高3の4月で、それまでは個別指導の塾に通っていたんだけど、チラシを見て変えたんだ。

平野くん

太郎くん
多磨ヨビはどうでしたか?
365日使える自習室があるのは良かったね。図書館は混むから。

平野くん

太郎くん
いつでも自習室が使えるのは良いですよね。授業はどうでした?
とにかく先生方の知識がすごいと思った。英語は膨大な文法の用法や読解法を教わったし、現代文の授業を取ったおかげで、問題の解き方がわかったよ。

平野くん

太郎くん
現代文って、問題の解き方があるんですね。
うん。僕もそれまではフィーリングで解いていたんだけど、冬くらいから得意科目になって、満点が取れるようになったんだ。

平野くん

太郎くん
満点ですか。それはすごいですね!
試験でもそれが得点源になったよ。

平野くん
あと良かったのは学習コーチングだね。

平野くん

太郎くん
学習コーチングって、どういうものなんですか?
学習コーチングは2週間に一度、勉強の計画を立てて、次のときに振り返りをするものなんだけど、参考書の使い方や進め方の相談ができたのが良かったね。

平野くん

太郎くん
どの参考書を使えばいいという情報は、ネットにも結構出ていますけど、進め方までは書いてないんですよね。
そうなんだよ。ネットで調べてもわからなかったので、コーチングの先生に相談したんだ。

平野くん

太郎くん
市販の参考書の進め方まで、相談できるんですね。
うん。「この参考書を1日何ページ進めて、何ヶ月後にはここまでいこう」みたいな目標立てをしていたんだ。

平野くん

太郎くん
それなら、せっかく買った参考書が身になりますね。
あとは、過去問をいつ、どうやって解くかで結構悩んでいたんだけど、それも教えてくれたよ。

平野くん

太郎くん
過去問のやり方は、人によってそれぞれ違うんですよね。どんな風にやっていたんですか?
たとえば、共通テストの過去問を、日曜日に本当のテストのようにして解くというのをやっていたよ。

平野くん

太郎くん
日曜日ならまとまった時間が取れますからね。それにしても、学習コーチングって、いろいろ相談できるんですね。
うん。たわいのない話とか、日常的な相談もしていたよ。受験期は精神的に不安定になるから、助かったね。

平野くん

太郎くん
勉強とは関係ない話もしていたんですね。
映画とかアニメの話も良くしていたな。話を聴いてくれる人がいるだけで、ストレスが軽減されるんだよね。

平野くん
次回のブログは10月2日(月)です。次回は現役で合格する秘訣や、受験勉強を続ける上での注意点をお伝えします。お楽しみに。


平野陽久くん
鶴牧中学→南平高校を経て、2023年、中央大学商学部に入学。他の合格校は、神奈川大学経営学部