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太郎くん
小論文は、どうやって対策したんですか?
市販の教材を買って、自分で解いてみて、先生に添削してもらったよ。添削してもらったことで、自分では気づかない弱点がわかったんだ。

佐藤くん

太郎くん
やっぱり先生に見てもらうのが大事なんですね。
うん。僕も最初は「内容はまあまあかな」と思って出したけど、論理の飛躍を指摘されたり、段落の構成を直されたりして、「なるほど」と思った。

佐藤くん

太郎くん
取り組み始めたのはいつごろですか?
夏休みくらいかな。一般入試の対策もあるから、パランスを考えながらね。

佐藤くん

太郎くん
なるほど。面接はどうでした?
僕は人と話すのが得意な方だから、学校で3回練習しただけ。でも苦手な人はもっとやっておいた方が安心だと思う。

佐藤くん

太郎くん
俺はあまり面接が得意じゃないから、3回じゃ厳しいかな。
面接の質問は志望理由や高校で頑張ったことなど定番ばかりだから、答えを丸暗記せず「自分の言葉で」話せるようにするのが大事だよ。

佐藤くん

太郎くん
口頭試問って緊張しそうですけど、実際どうでしたか?
思ったよりシンプルだったよ。数学の問題が2問あって、5分以内に途中式も含めて解答を書いて提出するだけ。内容は関数や微分の基礎だった。

佐藤くん

太郎くん
本当に基礎なんですね。難問を出されるイメージでした。
そういうイメージあるよね。でも実際は「しっかり基礎ができているか」を確認してる感じだった。だから一般入試の勉強がそのまま役に立つよ。

佐藤くん

太郎くん
じゃあ特別な勉強はしなくていいんですか?
うん、難しい問題を解くより「考え方を丁寧に書く練習」をした方がいい。採点者は答えだけじゃなく途中の思考プロセスを見ているから。

佐藤くん

太郎くん
口頭で答える場面はなかったんですか?
僕のときはなかった。ただ、口頭で説明させられる場合も想定して、「どう説明するか」を意識しておくと安心だと思う。

佐藤くん

太郎くん
なるほど。ただの筆記テストじゃなく「思考を見せる場」なんですね。
そうだと思う。普段から「式を省略しない」「理由を言葉にする」ように意識したらいいんじゃないかな。

佐藤くん

太郎くん
公募推薦を受けるにあたって、注意した方がいいことはありますか?
まず小論文についてだけど、過去問は参考程度にとどめた方がいいよ。僕の代は出題形式が変わっちゃったから。あまり過去問を参考にし過ぎると痛手を負うかも知れないよね。

佐藤くん

太郎くん
過去問を元にヤマを張るのはリスクかも知れないですね。
そう。だから大事なのは「どんなテーマでも書ける」基礎力。特にシステムデザイン学部なら AI とか最新の技術分野の知識を押さえておくと、書きやすくなるんじゃないかな。

佐藤くん

太郎くん
なるほど。最新の話題って、どこから仕入れていましたか?
僕は先生が作ってくれた新聞記事のまとめを読んでいたよ。

佐藤くん

太郎くん
やっぱり新聞とかですよね。
自分の考えを整理しながら、知識を入れていくと良いと思うよ。

佐藤くん

太郎くん
面接や口頭試問についてはどうですか?
面接は得意な人と苦手な人で差が出るけど、練習すれば必ず慣れるから、苦手なら数多くやることかな。

佐藤くん
口頭試問は思ったより基礎的だったから、そこまで差がつく部分じゃないと思う。むしろ、小論文や面接で「自分をどう表現するか」の方が合否に影響する気がするね。

佐藤くん
次回のブログは11月3日(月)です。
お楽しみに。



太郎くん
佐藤さんは、公募推薦で受験されたんですよね。推薦って、いつ頃から意識し始めたんですか?
高2の冬位だね。行きたい大学の募集要項を調べたら、公募もあることがわかったんだ。

佐藤くん

太郎くん
そうか。まずは行きたい大学について、調べることが大事なんですね。
うん。大学に行く方法は一般だけじゃないからね。結構調べたよ。

佐藤くん

太郎くん
「一般しかない」と思い込むのはもったいないですね。
そうなんだよ。ただ、自分のまわりでも公募推薦を知らない人も結構いた。でも、受験は情報戦だと思う。自分で調べることは大事だよ。

佐藤くん

太郎くん
知っているか知らないかで大きな違いがありますよね。
もちろん推薦一本に絞るのはリスクがあるけど、一般の勉強をしながら挑戦するのはアリだと思うよ。僕自身、「落ちても一般で頑張ればいい」って考えてたし。

佐藤くん

太郎くん
気持ちの持ち方って大事ですよね。そういうスタンスなら取り組みやすそうです。
うん。だから「チャンスが一つ増えた」くらいの感覚でとらえるといいと思うよ。

佐藤くん

太郎くん
都立大の公募って、どんな試験内容だったんですか?
試験日は11月30日だったかな。内容は「小論文」「面接」「口頭試問」の3つだった。

佐藤くん

太郎くん
なるほど。一般入試とはだいぶ違いますね。
そうだね。推薦の場合は「思考力」とか「自分の考えを言葉で伝える力」が重視されるんじゃないかな。

佐藤くん

太郎くん
そういえば、公募の過去問ってあるんですか?
あるよ。都立大に行けば見せてもらえる。問題閲覧予約みたいのがあって、それを予約していけば、30分だったかな。見せてもらえた。

佐藤くん

太郎くん
見せてもらえるっていうことは、問題をもらえるわけじゃないんですね。
うん。写真を撮るのもダメだった。でも、内容を確認できるので、行った方がいいと思うよ。

佐藤くん

太郎くん
そうですね。
ただ、過去問はあくまでも過去に出された問題に過ぎないから、参考にし過ぎない方がいいよ。実際、僕の代で小論文の形式が変わっちゃったからね。

佐藤くん

太郎くん
推薦を受けるって決めても、一般の勉強は止められないですよね。どう両立させたんですか?
そこが一番悩むところだよね。僕はまず一般入試に向けた基礎固めを毎日やりつつ、その上で推薦対策を追加したんだ。

佐藤くん

太郎くん
一般をベースにして、推薦用を足すイメージなんですね。
そうそう。結局、口頭試問も基礎学力を問われるから、一般対策と重なる部分は多いんだ。だから「推薦だけ」に偏らないようにしたよ。

佐藤くん

太郎くん
でも時間の配分って難しくないですか?
うん。夏休みとかは一般は8で、推薦は2くらいの割合で勉強してたね。

佐藤くん

太郎くん
やっぱりベースは一般なんですね。
さすがに推薦対策ばっかりやっちゃうとね。ただ、試験の1カ月とか2週間前になったら半分半分位にして、残り1週間はほとんど面接の内容を頭に入れたりっていう感じの配分でやってたよ。

佐藤くん

太郎くん
やっばり試験直前は推薦対策になりますよね。勉強していて不安になることはなかったですか?
それは常にあった。だからこそ「一般でも戦える」という自信が持てるくらいに勉強をしておくことが、気持ちを安定させるコツだと思う。

佐藤くん
次回のブログは10月6日(月)です。
お楽しみに。


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太郎くん
小林さんは志望校をどういう風に決めたんですか?
志望校選びに対しての回答になるかわからないけど、僕は「好きなものは好きなだけ追求した方がいい」って思っているんだ。

小林くん

太郎くん
「好きなものは好きなだけ追求」・・ですか?
うん。僕はもともと橋が好きで、高校生の時に災害に関するイベントに行ったんだ。それがきっかけで「将来は橋に関わる仕事をしてみたい」と思うようになったんだよ。

小林くん

太郎くん
そうだったんですか。
自分が学びたいと思う志望校や学部学科を考えたときに、都立大の都市環境学部が候補に上がってきたんだ。

小林くん

太郎くん
好きなことから志望校を考えていったんですね。
入試方式を調べたとき、公募があるっていうのがわかったから、受けてみようと思ったんだ。本当は指定校があれば取りたかったんだけどね。

小林くん

太郎くん
行きたい学部学科に公募があったから、それで受験したんですね。
公募の場合は調べものも必要になるけど、元々好きなことだったから、全然すんなりいったよ。面接も普通に好きなことへの愛を語るだけで良かったからね。

小林くん

太郎くん
確かにそうですね。
一般で受けるとしても、やっぱり好きを追求した方が良いんじゃないかな。その方が勉強に身が入ると思うから。

小林くん

太郎くん
公募推薦の試験科目は何だったんですか?
一次試験は書類選考で、二次試験は小論文と面接だった。面接の中には口頭試問が入っていたんだ。

小林くん

太郎くん
口頭試問はどういう内容だったんですか??
口頭試問は基礎学力試験で、物理と数学のどちらかを選べたので、僕は物理を選択したんだ。

小林くん

太郎くん
どんな問題が出されたんですか?。
問題は基礎的なものだったよ。問題が書いてあるファイルを渡されて、それを先生たちの前でホワイトボードを使って解くみたいなもので。

小林くん

太郎くん
口頭試問っていうことは、書いたものに対して質問されるっていうことですか?
まぁそうだね。ただ、僕の学部学科は少し変で、英語で質問されたんだ。

小林くん

太郎くん
英語で、ですか??
途中までは日本語だったんだけどね。最後の最後で英語で質問されたよ。ただ、それはわかっていたから、特に慌てることはなかったよ。

小林くん

太郎くん
小論文はどういう対策をしたんですか?
基本的には、多磨ヨビの庄司先生に見てもらっていたんだ。小論文を書くにあたって、元の知識がないとお話にならないので、調べものをしつつ、自分の調べたことをまとめつつ、頭に叩き込みつつで、3日に1回は書いていたね。

小林くん

太郎くん
それはいつ頃のことですか?
11月に出願して、二次試験が11月の終わりだったから、11月は、もうそれしかしてなかったよ

小林くん

太郎くん
小論文は、あらかじめ題目っていうか、テーマは与えられていたんですか?
それは特になかった。ただ、過去問を貰いにいっていたので、そこから山を張ってはいたけどね。

小林くん

太郎くん
結構大変だったんですね。。
うん。推薦っていっても、公募は易しくないと思う。11月は小論文と基礎学力試験の勉強しかしてなかったので、正直、一般入試の対策は疎かになっていたんだ。

小林くん

太郎くん
受からなかった場合を考えると、リスキーかも知れないですね。
だからそこは判断次第だね。でも公募を受けるのなら、きっちりやって欲しい。多分やりすぎなんじゃないか、という位でちょうど良いと思うんだ。

小林くん

太郎くん
公募を受けるなら、早くから準備を始めた方が良さそうですね。
次回のブログは8月4日(月)です。
お楽しみに。



太郎くん
夏から予備校に通おうと思っているんです。小林さんはどこの予備校に通っていたんですか?
多磨ヨビだよ。姉が通っていたし、家から近かったから。学習時間が十分に取れると思ったんだ。

小林くん

太郎くん
家から近いのは良いですよね。いつ頃から通い始めたんですか?
高2の10月からだね。受験勉強は早く始めた方がいいから、夏から通うのは良いと思うよ。

小林くん

太郎くん
多磨ヨビって、実際のところどうでした?
いつでも先生に質問できる環境だったのは良かったね。授業を取っていなかった先生も、親切に教えてくれたよ。

小林くん

太郎くん
大手の予備校だと質問しにくかったり、回答に時間がかかったりするみたいですよね。
わからないところを解決するって、簡単そうだけど、意外と後回しにしがちなんだよね。

小林くん

太郎くん
すぐに聞けないと、そのままにしちゃうことがありますね。
わからないところをその場で解決できれば、もう1回その問題に出会ったときに反復されるよね?

小林くん

太郎くん
そうですね。
そこでわからないままにしてしまったら、2回目にその問題に出会ったときも、やっぱりわからないんだよね。すぐに聞いていれば、解けたかも知れないのに。

小林くん

太郎くん
小さいことですが、学習のスピードが遅くなってしまいますね。
多分、受験ってそれの積み重ねだと思うんだ。だから質問できる環境はすごく良いと思うんだよね。

小林くん
それと多磨ヨビで良かったのは、365日、朝7時から夜10時まで使える自習室だね。

小林くん

太郎くん
そんなに長い時間、使えるんですね。
他の予備校だと使える日や時間に制限があったりしたから、これは本当にありがたかった。混んでいて使えないこともなかったしね。

小林くん

太郎くん
それはいいですね。自習室は結構使ったんですか?
学校や部活が終わってから、ずっと夜10時まで自習室にいたよ。

小林くん

太郎くん
ほとんど自習室で勉強していたんですね。
せっかく良い環境があるのに、使わないのはもったいないと思ったんだ。

小林くん

太郎くん
環境としては、ホントに恵まれていますもんね。
もう1つ大きかったのは友達だね。友達と自習室に集まって勉強するのが当たり前になっていたんだ。夏休みや学校がない日は、一緒にお昼ご飯を食べたり、休憩時間に話をしたりとか。

小林くん

太郎くん
自習室に友達がいるっていうのは大きいですね。
辛いなって思うときもあったけど、そういう時にコミュニケーションが取れる相手がいたから、うまくリフレッシュできたんだ。

小林くん

太郎くん
ずっとひとりで勉強していると滅入っちゃいますもんね。
あと、友達が勉強してる時にサボっていられないぞ、みたいなのもあったかも知れないね。

小林くん
あと、多磨ヨビで特徴的なのは、「学習コーチング」があったことだね。

小林くん

太郎くん
「学習コーチング」って何ですか?
ひとことで言うと「学習計画のサポート」だね。僕はずっと「勉強の仕方」を教わっていたんだ。

小林くん

太郎くん
「勉強の仕方」ですか?
「1週間のスケジュールや1カ月のスケジュールをどうするか」みたいなことを、先生とずっと話していたんだ。

小林くん

太郎くん
そうなんですね。
あとは、志望校の傾向とかを調べて、この大学は これとこれとこれが出るからこれを抑えて、みたいな感じの話もしてくれたんだ。

小林くん

太郎くん
結構具体的にアドバイスしてもらったんですね。
そうだね。過去問を解いたら、大問ごとに細かく分析して、ここを間違えたけど、次に間違えないようにするにはどうするか、みたいな話とか。

小林くん

太郎くん
ひとりだとなかなかできないですね。
受験のことを良く知っている人が道を示してくれたから、安心できたよ。志望校の合格に向けた勉強をしている実感があったから、迷うことなく勉強に集中できたんだ。

小林くん

太郎くん
学習コーチングは取った方が良さそうですね。
次回のブログは7月7日(月)です。
お楽しみに。



三郎くん
岩根さんは、都立大だけでなく、MARCHも全勝だったんですよね。国立と私立って、入試傾向が違うと思うんですが、どういう風に勉強していたんですか?
中央、青学、法政は、共通テスト利用で合格したんだ。もちろん一般も受けたけど、初めから私立は共通テスト利用でいこうと思ってたんだ。

岩根くん

三郎くん
私立の負担が減れば、共通テスト後は、都立大の二次対策に集中できますね。
そうなんだ。だからずっと共通テストの勉強をメインにやってたんだよ。

岩根くん

三郎くん
ただ、MARCHクラスになると、かなり高得点を取らないと合格できないですよね?
そうだね。全体で8割は取れていたかな。

岩根くん

三郎くん
すごいですね。どういう勉強をしていたんですか?
共通テストの過去問は12月から始めたんだけど、それまでは塾の授業を受けて、ひたすら参考書をやっていたよ。ずっと基礎固めをしていたんだ。

岩根くん

三郎くん
基礎固めって大事なんですね。
そうだと思うよ。直前期になってから、予想問題とか共通テストの形式に慣れるための勉強をしたんだ。

岩根くん

三郎くん
共通テストって、やたら問題数が多かったりしますもんね。
基礎が固まっていれば応用はきくからね。その段階になってから、実践的な勉強をすると良いよ。

岩根くん
文系科目は得意だったんだけど、数学は苦手だったんだ。

岩根くん

三郎くん
でも共通テストで8割取ったっていうことは、克服したんですよね?
一応塾の授業を受けて、参考書もやってたんだけど、あんまり伸びなくてね。

岩根くん

三郎くん
そうだったんですか。
数学は足を引っ張らない程度にして、文系科目で取ることにしたんだ。

岩根くん

三郎くん
そういう方法もあるんですね。
ただ、世界史は好きだったんだけど、そんなに得意ではなかったことに途中で気がついてね。

岩根くん

三郎くん
好きと得意は違うっていうことですか?
うん。好きだからできるような気がしてたんだよね。油断してあんまりやらなかったら、点数が取れなくなっちゃったんだ。それに気がついたのが、高3の11月だったから、結構焦ったよ。

岩根くん

三郎くん
どうやって立て直したんですか?
数学をやる代わりに世界史の勉強に注力したんだ。苦手な数学を伸ばすより、好きな世界史を伸ばす方が気持ち的にも楽だからね。

岩根くん

三郎くん
1年を通してどういう風に勉強を進めていたんですか?
多磨ヨビのコーチングを取っていたので、そこで立てた計画に基づいて勉強していたんだ。

岩根くん

三郎くん
コーチングってどういうものなんですか?
今の自分の学力とか、その時期に応じて、やることを先生と一緒に考えるっていうものなんだ。

岩根くん

三郎くん
学習計画を先生と一緒に立てるっていうことですか?
そうそう。この日はこの過去問を解くとか この週はここの部分を集中的にやるみたいな感じでね。

岩根くん

三郎くん
それはいいですね。
何をやっていいかわからなかった時期があったんだけど、学習計画立てたことで、やる事が明確になったんだ。

岩根くん

三郎くん
先生と一緒に立てた学習計画なら、安心できますね。
そうなんだ。迷いがなくなったことで、勉強に集中することができるようになったんだ。

岩根くん
次回のブログは6月2日(月)です。
お楽しみに。